姪っ子ちゃんの様子をiPhoneのカメラでぱしゃぱしゃ撮っていたら、なぜかグラビアアイドルのような、奇跡の一枚が撮れてしまってホクホクしております。姪っ子ちゃんはまだ1歳7ヶ月です。
それはそうと、我が心のふるさと、フランスでは近々大統領選が行われます。「仏大統領選挙」を空目して「大仏選挙」だと勘違いして、東大寺の奈良の大仏、鎌倉大仏、高岡大仏や岐阜大仏など、日本にはたくさん大仏があるので、どの大仏が一位になるのだろうとホクホクしていたけど、違いました。奈良の大仏は天平勝宝4年に開眼供養会が行われているので、1265歳です。
フランスの大統領選挙ですが、国民戦線のルペン党首がもてはやされています。移民を排斥すると明言、EU離脱も口にしており、なかなかに激しい感じです。そんなルペン党首ですが、ルペンと聞くと、私はやはり「ルパン3世」を思い出さずにはいられないのです。
アニメのルパン3世の話。CMに入る前と、CMが終わった後に流れる映像を「アイキャッチ」と言いますが、そのアイキャッチで外国人の方が「ルパンザサード」と言います。ルパン3世の英語読みが「ルパンザサード」ですから、特に問題はないように思いますが、私の耳では何度聞いても「ルパンルパーン!」にしか聞こえなかったのです。「ド」がほとんど聞き取れないという特殊事情もあるのですが、とにかく「ルパンルパーン!」と聞こえるのです。ルパン3世の英語読みが「ルパンザサード」だと気がついて、多少なりとも「ルパンザサード」と聞くことができるようになりましたが、だからといって、あれは実は「ルパンルパーン!」と言っていたんですよと言われても、そうかそうかと納得してしまうと思います。
江戸川乱歩の「黄金仮面」という小説があります。すでに著作権も切れている小説ですのでネタバレしようと構わないと思うので書いてしまいますが、黄金仮面の正体は、アルセーヌ・ルパンです。明智小五郎とアルセーヌ・ルパンの対決!みたいなノリで、とても楽しいのですが、今で言うと、十津川警部と相棒の右京さんが対決ぐらいのむちゃくちゃな話なので、「黄金仮面」は昔の古き良き時代の小説と言えるでしょう。でも、十津川警部と右京さんって、どっちも推理する側だから、よくよく考えると対決になりませんね。
話がそれにそれていますが、別にフランスの大統領がルパンになろうと、ガニマール警部になろうと、銭形警部になろうと、どっちゃでもいいのです。合掌。