この絵はどこかで使ったかしら?
もしかしたら、インスタで使ったかもしれません。
それはそうと、今日本屋さんで買ってきた本です。左の『他人をバカにしたがる男たち』という何となくもんにょりタイトルの本、逆タイトル詐欺みたいな本で、中身はおもしろかったです。しっかりデータやら参考文献やらを駆使しまくって「SOC = Sence Of Coherence」、首尾一貫感覚が大切ですよ〜と述べています。この本、むちゃくちゃ大雑把に結論をまとめると、「わしがわしがの"が"を捨てて、おかげおかげの"げ"で暮らせ」となります。中島らもの『超老伝〜カポエラをする人』のFight②説得のオムライスに出てくる説得の太助のセリフです。
そして、右の『図解3時間でわかる!民法改正』。なんでこんな本を買ったんだか、さっぱりわからないのですが、とりあえず「民法が改正されるんだったら、知っておいてもいいかもしれないね。」と頭の中の天使がささやいたのです。ただし、ここでひとつ大切なことが頭からすっぽり抜け落ちていたのです。
改正も何も、もともとの民法を知らんという事実を。
刑法に関しては、子どもの頃に父親が持っていた刑法の漫画を繰り返し読みまくっているので何となくわからなくもないのです。なんで、そんな刑法の漫画なんかを読んでいたのかというと、内容がびっくりするぐらいにアダルティーでエロかったからです。刑法というのはすごいもんだと思っていました。
一方、民法というのは、実にややこしい上にアダルティーでもなければエロスに満ちているわけでもなく、隣の家の木の根っこが垣根を越えてきたら切ってもいいのかどうかみたいな話ばっかりなのです。四角い仁鶴がまぁるくおさめまっせの「バラエティー生活笑百科」を見ていればわかりますが、お前らそんなん常識で判断しろ!とツッコミを入れたくなるのですが、意外と自分の常識が民法に合致していないことも多いのはご愛嬌です。
そういえば、刑法は必ず量刑がついてまわるのが面白いんです。こんなことをしたら懲役5年以上とか、無期懲役とか。民法は量刑がないですからね。隣の家の木の根っこを勝手に切ったらあかんとは書いてあるものの、基本は民事不介入ですから、量刑が決められているわけではなく、実にわかりにくい。全部懲役何年とかにすりゃいいのだ。
とはいえ、せっかく買ったので頑張って読んでいます。とりあえず法定利率が年5%から3%になり、3年ごとに変動するという変動金利制になるそうです。だからどうしたという感じです。合掌。