父さん、母さん。「お」を付けると、お父さん、お母さんになって丁寧な言葉使いになります。
「あの方はいつも上品で……」よりも「あのお方はいつもお上品で……」のほうが、マダム度がアップします。
「風の知らせで聞いたんだが……」より「風のお知らせで聞いたんだが……」のほうが、西部のガンマン度は低下しますが、少なくとも丁寧さはアップします。さきほど、誤変換で「西武のガンマン」って出てきて、ちょっとおもしろかったので補足しておきます。西武のガンマンはちょっとイヤかもしれませんね。
もう、おわかりかと思いますが……
そこそこ人生経験も積み、義務教育も修了し、あまつさえ高等教育すら修了した一介の社会人として、それはどうよ?と思うことを記事にします。
先日、こじらせた挙句に2000%フォントで読者登録をお願いするなんてことをした私ですが、今回の記事で全ての方が読者登録を解除なさるかもしれません。それぐらい、リスクのあることを思いついたのです。
「お」を付けると、なんでも丁寧な言葉使いになる。
そうですね、これは間違いのないことだと思います。
となると、チンチン電車にも「お」を付けたら丁寧な言葉になるのです。
本当にもう、どうしよう……
書いてしまった以上、もうどうしようもありません。
やけくそでいろいろします。
こんなこともします。
あんなこともします。
どうして、チンチン電車に「お」を付けると、こんなに人生に絶望を感じることになるのか、言語学を専攻されている大学生の方、ぜひ卒論で取り上げていただき、参考文献の末端で結構ですから「ぐわぐわ団」と書き添えて頂けると光栄です。
ゼミに行くたびに「おチンチン電車が来た!」と教室がざわつくことになろうかと思いますが、その苦しみは将来きっと報われる日が来ると思います。就職活動で「卒論のテーマは何かね?」と聞かれて「おチンチン電車です!」と答えて、面接会場がざわつくことになるかと思いますが、今は売り手市場ですので大丈夫です。少なくとも私が採用担当者であれば、いの一番に採用します。インド人ウソつかない。
ただ、私はインド人ではないことを申し添えておきます。 合掌。