ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

地面師について書きます

お知り合いの司法書士の先生から「地面師」について記事を書いて欲しいとのリクエストを受けまして……地面師ですか。アレはヤバいですからねぇ。

平昌オリンピックを欽ちゃんオリンピックと聞き間違えるぐらいにヤバいです。「なんでそーなるの!」って感じで欽ちゃんジャンプをするぐらいにはヤバいのです。

この前、積水ハウスから55億円もガメた地面師がいましたが、上場企業であってもコロッと騙されるのですから、ものすごくヤバいです。ちなみに、地面師とは自分のものではない土地を、あたかも自分の土地のようにふるまい、売ってしまう人のことです。もちろん、土地の本当の所有者ではありませんので、お金を払ったところで、その土地が手に入るわけではありませんし、当然のことながら、お金の払い損になります。思いっきり詐欺ですから、地面師のマネなどしないでくださいね。

それより、騙された積水ハウスの社員がどうなったのかが気になります。特に、担当者がどうなったのかがものすごく気になります。どこか僻地に飛ばされてしまうのでしょうか。モンゴルの山奥で「ここで勝手にマンション建てて、勝手に売れ。」と鍬を一本だけ渡されて、あとは放置されてしまったりしないでしょうか。

もしくは、アラスカの大地に「ここにニュータウンを建てろ。その売上でこないだガメられた55億円を稼ぎ出せ!」とノコギリとクギを渡されて、あとは放置されてしまったりしないでしょうか。呆然としていると、カリブーの群れに囲まれてしまって「なんでそーなるの!」と叫ぶしかない状況に陥ってはいないでしょうか。

地面師に詐欺られると、それはもう悲惨なことになります。一方、あぶく銭を手に入れた地面師たちはキャバクラで豪遊しまくります。結局のところ、キャバクラを経営するのが一番儲かるのではないかと思うのですが、そんな安易な結論でよいのかどうか、さっぱりわかりません。

司法書士の皆様方にはぜひ、このような地面師が世にのさばる事のないよう、頑張って頂きたいと思います。何を頑張るのかはよくわかりません。合掌。