巷では、キャッキャウフフで和気あいあいとした雰囲気の料理教室がいろいろなところで開かれています。作る料理も「60分でできる！手作りナン＆バターシュリンプカレー」であったり、「ローストビーフで新感覚の麺料理に挑戦！」であったり、凝りに凝ったものであったりします。インドメタシンでも貼らねばおさまらないぐらいの凝りようです。
せっかくですので、ぐわぐわ団でも料理教室を開催しようと思います。もちろん、ぐわぐわ団の料理教室はブログと同じで実用的で、かつ実用的な料理教室です。いわば、キングオブ実用的料理教室、NHK教育の「できるかな」や「つくってあそぼ」レベルで役に立つ教室を目指します。そんじょそこらの料理教室が束になってかかってきても、敵ではありません。味方でもありません。レベルが違うのです。
ぐわぐわ団の料理教室では、徹底的に「おかたづけ」を学びます。料理が終わった後にキッチンがぐちょぐちょというのは、料理人失格です。はっきり言って折檻です。ぶっちゃけ、料理なんてのは「創味シャンタン」を使えば何でもかんでも美味しくできるのです。まずは「創味シャンタン」を買いましょう。
一方、「おかたづけ」は創味シャンタンでどうにかなるものではありません。ですから、ぐわぐわ団の料理教室で学ぶ価値があるのです。
いろいろとお教えすることはあるのですが、残り文字数も少なくなって参りましたので、ひとつだけ、料理の鉄則をお教えしたいと思います。
フライパンだけでなんとかしましょう。
そうすると、フライパンさえ洗えばよいので、おかたづけが一気にラクになります。フライパンだけだと「炒める」しかできないと思われるかもしれませんが、 そんなことはありません。やろうと思えば、なんでもできるのです。根性です。そして、味付けは「創味シャンタン」で間違いありません。
定年退職で年がら年中暇になった夫が、そば粉を撒き散らしてそばを打ち始めて、片付けをする羽目になる妻のストレスたるや、どえらいものです。離婚の危機です。というわけで、まずはぐわぐわ団の料理教室で「おかたづけ」を学びましょう。きっちりとお教え致します、３億円で。合掌。
