ぐわぐわ団

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ゲノム編集に思うところ

ひさしぶりに頭がパープリンな記事を書きます。いつもパープリンじゃないかといった余計なことは言わないでください。これは私の気持ちの問題なのです。

世界的に有名な科学雑誌「科学と学習」……ではなく「ネイチャー」において、科学で注目を集めた「今年の10人」が紹介されました。小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションマネジャーを務めるJAXAの吉川真准教授や、車だん吉が選ばれた一方で、中国でゲノム編集をした赤ちゃんを産んだ中国の科学者も「今年の10人」の一人に選ばれました。もちろん、素晴らしい業績を上げたというわけではなく、「ゲノム編集技術の『ならず者』」と評して、ぎょんぎょんにこき下ろしています。

それはそれでよいのですが、ゲノムと聞いて、なんとなく仮面ライダーとか、ウルトラマンといった感じのヒーローを思い浮かべてしまうのです。仮面ライダー・ゲノムとか、ウルトラマンゲノムとか、いかにもいそうじゃないですか。そして、必殺技が「ゲノム編集」なのです。

「貴様のゲノムは編集した!ゲノムよ、暴走せよ!」という決め台詞を言うと、ゲノム編集をされた悪者は「た……たすけてくれぇ!」と叫びながら爆発するのです。 ゲノム編集ってそんなに簡単に爆発したりするようなことではないと思うのですが、あくまで私の妄想です。

ゲノム編集と聞くと、こんなことを考えてしまうのです。

同じ科学の話ですが、日本学術会議が国際リニアコライダーの誘致を支持するには至らないとして、もんにょりする姿勢を表明しました。実に嘆かわしいことです。

国際リニアコライダーとは何かと言うと、電子をびゅーんと飛ばして、陽電子とばちこーんとさせる装置です。作るのに約8000億円かかり、維持するのに毎年400億円かかります。これだけお金を突っ込んで何ができるのかというと、昔、ロッテにいた小宮山のピッチングよりもすごいことができるということだけは確かです。でも、昔、ロッテにいた小宮山は本当にすごかったので、国際リニアコライダーのすごさも十分ご理解頂けたと思います。ありがとうございました。合掌。