ぐわぐわ団

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あいてるおさらおさげします

とあるイタリア料理店でディナーとしゃれこんでいたときのことです。ぐわぐわ団はブルジョアでセレブリティな上流階級だと思われても困るので具体的な店名は伏せさせて頂きますが、とりあえず辛味チキンが美味しいお店です。

イタリア料理店ですから、まずはピッツァを頂きました。焼きたてのピッツァはとても美味しく、むさぼるようにがっつきました。この、とあるイタリア料理店はオリーブオイルかけ放題、チーズかけ放題、タバスコかけ放題と三拍子揃ったかけ放題が人気なのですが、他にも「箸」が置いてあるのが素晴らしいところです。ピッツァを専用カッターをゴロゴロ転がして切って箸で食べます。手が汚れないのは素晴らしいことです。最近はポテトチップを食べるときも箸を使うことが多いです。繰り返しますが、手が汚れないのは本当に素晴らしいことです。

何事においても手が汚れないというのは素晴らしいことなのです。どうしても始末をせねばならない輩が現れた場合、鉄砲玉にチャカを持たせて突撃させるのはよくあることですが、自分の手は汚さないようにしなければいけません。警察に何を言われても、「あいつが勝手にやったことだ。私は何もしていない。」と主張しなくてはなりません。とにかく、手を汚さないようにするのです。

さっぱりわけがわからなくなりましたが、とりあえずピッツァを頂き、お皿が空いた途端に「あいてるおさらおさげします」と店員さんがピッツァの乗っていた皿とピッツァを切るためのゴロゴロを持って行ってしまいました。辛味チキンもがっついた後、すぐに「あいてるおさらおさげします」と言って、お皿と始末した輩の骨を持って行ってしまいました。素早い証拠隠滅です。

それはそうと、とにかく「あいてるおさらおさげします」と、びっくりするぐらいにお皿を持って行ってしまうのですが、たぶん、お皿が足りないのです。3枚か5枚ぐらいでやりくりしているので、ああいうふうに、すぐに「あいてるおさらおさげします」となるのです。仕方のないことです。あきらめが肝心。合掌。