knoriさんがブログの中で「暴力ってなかなか無くならないんだな…。」と書かれていました。
ぐわぐわ団の「しつけと称して」という記事を読んでいただいた感想なのですが、残念ながら暴力はなくなりません。理由は簡単で「暴力は快楽」だからです。
実は、暴力の定義というのは難しかったりするのですが、ここでは単純に「殴ったり蹴ったりすること」とします。
ほんの少しだけ昔の話をしますが、みんなが街頭テレビでプロレスを見て、やんややんやと喝采を浴びせて楽しんでいました。平成維震軍の越中詩郎が武藤敬司にジャンピングヒップアタックをぶちかますたびに「おー!」と観衆がどよめきます。最後にパワーボムで3カウントを取るとみんなが拍手をして喜びます。その後、三菱電機の電気掃除機「風神」でリングのお掃除するのですが、それはそれとして、プロレスというのは、「殴ったり蹴ったりすること」に当てはまるので、間違いなく暴力です。いやいや、尻で相手を攻撃することが「殴ったり蹴ったりすること」に当てはまるのか?と異論を唱える人がいるかもしれませんが、そんなことを言っていたら話が前に進みません。
プロレスは暴力ですが、めちょんこおもしろいのです。それは間違いなく事実です。そりゃまあセレブな人たちからすると「あんな野蛮なもの、何がおもしろいんザマスか?」と仰るかもしれませんが、殴ったり蹴ったりするのはプロレスに限りません。日本の国技、相撲も同様です。あれも暴力といえば暴力です。
ただし、ルールがあります。
きちんとしたルールがあり、それ以前に「相手にケガをさせない」という大前提があります。相手に対する敬意があったうえで、全力で戦いに挑んでいくのです。
映画で描かれる暴力も「あれは映画だから」というルールがあります。ヤクザ映画でぼんぼこ殺し合いをするのも楽しかったりしますが、あれは現実ではしてはいけないとみんながちゃんと理解しているから成り立つのです。
先ほど「AR Missile」というアプリであべのハルカスをミサイル攻撃して遊んでいたのですが、これも「仮想現実だから」楽しめるのであって、現実であべのハルカスをミサイル攻撃してはいけないときちんとわかっているからこそ楽しめるのです。そうじゃなかったらエラいことになります。
「暴力は快楽」であることは間違いありません。だからこそ、きちんとしたルールに則って楽しまなければならないのです。しつけと称して子どもをぶん殴るなんてのは「人として」ルール違反です。
そして、お詫びと訂正です。街頭テレビでプロレス中継をしていたときに活躍していたのは力道山です。越中詩郎ではありません。失礼致しました。合掌。
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