ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

走り出したら止まらない

勢いのある人というのは、走り出したら止まらないものです。

私もそうです。走り出したら止まりません。ものすごいパワーで突き進み、どんな困難なことも乗り越えて、気がついたらものすごく高いところにいるのです。道なき道を切り開き、未知なる世界へと向かっていくのです。

偉人と言われる人たちも同様です。例えば、山田大介さん。走り出したら止まりませんでした。

このように、偉大な人は走り出したら止まらないものなのです。

しかし、ひとつだけ問題があります。

走り出したら止まらない、だけど、走れないのです。走ろうとしても運動不足なもんだから息が切れるし、そもそも走り方など忘れています。走って転んだら大ケガしますから、どうしても躊躇してしまいます。子どもが突然走り出すのは、走って転んで大ケガするかもしれないなどと露ほども考えないからです。つまり、論理的に物事を考える力がまだ養われていないといえましょう。

走るということは、まず右足を素早く前に出し、右足が着いたと同時に左足を素早く前に出し、左足が着くか着かないかのうちに右足を出す行為です。この繰り返しで走ることができるのですが、途中で右足を前に出していないのに、さらに右足を出そうとしてバランスを崩して転んでしまうのです。走るという行為はこのような危険性があるのです。

そして、転んでしまった場合、擦過傷、捻挫、骨折、出血、様々な外傷を負うことになります。奇跡的にケガせずに済むかもしれませんが、可能性としては稀です。ほとんどの場合はケガをすることになるのです。

つまり、走るという行為はケガをすることになります。

走り出したら止まらないのはわかっているのですが、走ることに対する恐怖から、走り出すことができないのです。

おわかりいただけたでしょうか。走り出したら止まらないということは素晴らしいことではあるのですが、走れないのです。もし、足の骨でも折ろうものなら、そこから寝たきりになったりもするのですから、走ってはいけないのです。ご理解頂ければ幸いです。合掌。