活〆ぶりを買いました。
なぜか、キティちゃんのシールが貼られています。なぜ、キティちゃんが漁師となってぶりを抱えているシールを貼る必要があるのかさっぱりわからないのですが、私がこの活〆ぶりを買うことで、キティちゃんのふところが潤うのであれば、それは喜ばしいことです。
もし、キティちゃんのシールが貼っていなかったとすれば、私はこの活〆ぶりを買わなかったかもしれません。確かに、何か刺身が食べたかったのは事実ですが、キティちゃんのシールがなければ、まぐろの刺身を買っていた可能性は十分にあります。ほとんど同じ値段で中トロでめっちょこ美味しそうだったのです。しかし、私はキティちゃんのシールが貼ってある活〆ぶりを手に取ってしまいました。
私がお刺身を買う場合、さくで買うことが多いです。全部切ってあるのを買うと、あっという間になくなってしまうぐらいのしょんぼりする量しか入っていないことがほとんどですが、さくで買うと、切る手間はありますが、ボリュームがあります。盛りつけが面倒とか思われるかもしれませんが、ざっくざっく切って、お皿に山盛りになるように立体的に盛りつければ、それで十分ではありませんか。
とにかく、キティちゃんのシールが貼ってあったからこそ、この活〆ぶりを買ったことは否定できません。これが「ドカベン」であったり「あぶさん」であったら、もうちょっと躊躇した気がします。たぶん、まぐろの刺身を手に取ってしまったことでしょう。
となると、キティちゃんのパワーは本当に偉大なのです。このシールがアパホテルの社長の顔のシールだったら、いくらなんでもちょっと待ってと思うはずです。アパホテルのカレーは美味しいそうですが、だからといって、社長の顔を我慢する必要はないはずです。かなり失礼なことを言っている自覚はあります。
以上から、キティちゃんのシールが貼ってあると、それだけで購買意欲が増すということが実証されました。すばらしいことです。合掌。