ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

自己啓発はほどほどに

ゆきにーさんがおもしろいことを書かれていました。

www.ituki-yu2.net

あけすけにこんなことを書かれています。

自己啓発ばっかを読んでると、人間として薄っぺらくなるなというのは僕が常々感じている事なので、

これは何となく私も感じているところで、ハウツー本などを読んでも、読んだときは「これを試してみよう!」と意気込んだりするわけですが、なかなか続くものではありません。自己啓発本でそこそこ役に立ったことと言えば「ひとり作戦会議」ぐらいでしょうか。

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「ひとり作戦会議」というのは、お仕事でパンパンになった頭を整理するために週に1回はカフェかどっかでノート広げていろいろ書いたりしたらいいよ、というだけのことです。職場では手を動かすことが優先で、ゆっくり考え事なんてしている余裕も時間もないけれど、かといって頭の中がとっちらかったまんまだと、休みの間もちらちら仕事のことが頭に浮かんでもんにょりするのです。だから、休みの日の30分なり、1時間なりを犠牲にして、他の時間は100%休めるようにするというのが「ひとり作戦会議」なのです。

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胡散臭そうなタイトルですし、月収1万倍とかめちゃくちゃですけど、この本で「ひとり作戦会議」を知ったので、それはそれで役に立ったかなというか。別にオススメはしません。

そもそも「人間は成長しなければならない」というのが間違いなのです。昔は生きていくのがやっとだったので、成長するなんて言っていると「お前はアホか?そんなこと考えているヒマがあったら田を耕せ!」と怒鳴られたものです。

しかしながら、産業革命により大量生産が可能となり、生産活動に以前ほど手間と時間がかからなくなりました。私としては、余った時間はのんびり過ごせばよいと思うのですが、どうも「ヒマがあったら田を耕せ!」思考の人がたくさんいるようで、余った時間を有効に使わねばならないと考えはじめ、結果として「ヒマがあったら自分を耕せ!」という流れになったのではないでしょうか。

「ごはん食べて風呂入って寝て、ただ生きていればよい」これこそが真理です。うちの家の壁に貼っています。自己啓発はほどほどに。合掌。