マクドナルドで誤植発見!
と言いたいところですが、これは画像をちょこちょこっといじって作ったフェイク画像です。騙されてはいけません。いくらなんでもマクドナルドがこんな誤植をするわけがありません。
こんなフェイク画像が iPad とアプリを使ってちょいちょいと作れてしまうのです。昔であれば考えれないことです。写真を撮るということは魂を抜かれると思われていた時代もあったのです。写真に撮られることにおびえ、おののき、恐怖していた時代からすると、今がどれほど写真が身近になったことか。現代の技術の進歩に追いつくのが大変です。
カメラにフィルムを入れて、撮影して、現像して、という時代もあったのです。写ルンですみたいなモノもなかった時代は、カメラで何かを撮るというのは非日常でございました。みんなが集まったハレの日に、「はい、チーズ!」と言ってカメラの前で、どういう顔をしてよいのやらわからず、緊張した顔でガッチガチに写っていたというのに、今はマクドナルドで「リサイクルでうまれたトレイです」と書いてあるのを見て、これが「トイレ」だったらおもしろかろうという実にしょうもない理由だけで撮影ができて、しかも画像編集など誰からも教わったわけでもないというのに、ちょいちょいっと作ってしまえるのですから、やはり現代の技術の進歩に感謝せねばなりません。
感謝の気持ちを持つということがいかに大切なことか。この「リサイクルでうまれたトイレです」というフェイク画像がこの大切さを教えてくれているのです。感謝せねばなりません。
ちなみにこのトレイ、ハッピーセットのおもちゃをリサイクルしたものです。ハッピーセットのおもちゃを職人がひとつひとつすり潰して、溶かして、型に入れて、トレイとして再生したものです。おもちゃがトレイになったという事実に、このトレイは子どもの思い出が詰まっているのだと思うと、胸が熱くなるのであります。よくわかりませんが、そういうことです。合掌。