大学入試共通テストが終わりました。めっちょこ疲れました。受験してないけど。
大学入試共通テストの前はセンターテスト、その前が共通一次、共通一次が始まる前は一期校、二期校と言われた時代で、それはそれで大変でした。
そして、もっと前の私が受験した時代は科挙と言いまして、とにかくめちょんこ難しいテストだったのです。めちょんこ狭い個室に入れられて、まる三日間外に出ることもできずにアホみたいに難しい問題を解かねばならず、それはそれは地獄だったのです。しかも、ほとんどの人が合格できず、70歳になってようやく合格した人もいるとかで、とりあえずWikipediaを開いてみたら文字がうじょじょじょ〜っと書いてあって読むのも鬱陶しい感じだったので適当なエピソードをちょこちょことつまんで適当に書きました。もちろん、私が受験したなんてのは大ウソです。
私が受験した試験は共通一次、正しくは大学共通第1次学力試験と言います。一期校、二期校と言われていた時代から、共通一次に制度がガラッと変わり、しかも慣れないマークシート問題に最初はとても難儀しました。鉛筆で丸印を黒く塗りつぶすのですが、最初は丸印をうまく塗りつぶすことができず、どうすればうまく塗りつぶすことができるのか悩んだものです。
どの受験生もマークシートの塗り方で困っていたとき、ひとりの男が現れました。マーク・ぬりおというアメリカ人の父とイギリス人の母の間にうまれたジャマイカ人で、ラテンの心でマークシートを塗るのです。そして、その塗り方が日本中に広まり、マーク・ぬりおのマークシート教室は全国津々浦々で開催され、生協を博しました。違います。盛況を博しました。
そのおかげで、みんなが安心してマークシートを塗ることができるようになり、共通一次も次第に市井の人々に受け入れられるようになっていったのです。今、みなさんが大学入試共通テストを受けることができるのも、マーク・ぬりおのおかげなのです。感謝しましょう。合掌。