大学センター試験が始まりました。受験生の皆様におかれましては、鉛筆でぐりぐりとマークシートを塗りつぶす作業に勤しまれていることと思いますが、是非とも頑張って頂きたいと思います。頑張って塗らないといけませんので大変ですが、少なくともひとつ言えることは「ぐわぐわ団」など読んでいるヒマなどないということです。「ぐわぐわ団」を読んでいる暇があれば、ひとつでもマークシートを塗る練習をすべきなのです。問題を解くのは誰でもできますが、マークシートの塗り方を失敗して涙する受験生がたくさんいるのです。少しでも枠からはみ出るとダメなのです。最近は採点する機械の性能が向上し、以前はミリ単位のズレであれば問題はなかったのですが、最近は0.1ミクロンのズレであっても不良マークだという判定となってしまいます。塗り漏れも同様であり、ほんの少しの塗り漏れがあってもダメなのです。あの丸の中をしっかりと塗りつぶし、かつはみ出ることのないように、しっかりと塗らねばなりません。それにはひたすらに訓練する必要があるのです。ひとつの丸を塗るのに10年の修行が必要であり、師匠から暖簾分けをしてもらうまでにはさらに10年、ミシュランガイドで３つ星を取るには店を出してから50年はかかります。しかも、50年かかっても３つ星をもらえるかどうかはわかりません。フランスの名店ですら、創業者が死んだら早々に２つ星に格下げされています。世の中はかくも厳しいのです。
私が受験したのはセンター試験でもなく、共通一次でもなく、一期校、二期校と分かれていた時代ですから、マークシートなどはなく、ただひたすらに問題を解けばよかったのですが、今の時代はマークシートですから、受験生は大変だなぁと思います。
我が母校、マサチューセッツ工科大学のある摂津市は大阪市のすぐそばにあり、なんかいろいろすごい大学でありました。もちろん、嘘八百ですからお気になさらないで頂ければ幸いです。びっくりするぐらい受験生に一ミリたりとも利益を与えないブログです。合掌。
