ABCD包囲網をご存知でしょうか。
残念ながら、私がご存知ないのです。世界史か日本史で勉強したような、してないような、そもそも高校2年の時に受けていた世界史の授業は中世をちょっと過ぎたあたりで1年が経ってしまい、なぜか高校3年のときには世界史の続きではなく日本史の授業を選択してしまったばっかりに、どっちも中途半端でわけがわからんことになっているのです。にも関わらず、共通一次は藤原ばっかりの日本史なんかイヤじゃ!というわけのわからん理屈で世界史で受験することになり、世界史は世界史でカタカナの名前ばっかりだし、ともすれば中国史は漢字の似たような名前がぽんぽん出ますし、日本史なら一本道なのに、世界史というのはあっちゃこっちゃでいろんなことがあって、平行していろんなことを覚えないといけないので、実はめちょんこ大変だということに気がついたのも後の祭り。だいたい、モンゴル帝国のチンギスハーンの時代にイギリスで何があったかなんて知らないっちゅうの。
調べてみたら、ジョン王がマグナ・カルタに署名させられていました。モンゴル帝国が大暴れしているというのに、イギリスはかるた遊びをしているなんて実にのんきなものです。
それはそうとして、ABCD包囲網というのはどういうものか。知っている人は知っているでしょうが、知らない人は知らないと思います。しかし、どこかで聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。こういう「なんだったっけ?」というのがとにかくめちょんこ気持ち悪いもので、かなり昔の話ですが、そういうもよもよがパッとわかった瞬間に「アハ体験」とかいって脳が活性化してよろしいみたいなことが流行りましたが、ぐわぐわ団はそんなにやさしくもないので、ABCD包囲網が何なのか解説したりはしません。ていうか、ご存知ないので解説しようがないのです。たぶん、Aはアメリカ、Bはブラジル、Cはチャイナ、Dはドイツだったと思うのですが、違うかもしれません。まぁ、適当でよいと思います。合掌。