今週のお題「これって私の地元だけですか」
大阪で高校受験をする人なら絶対に知っているであろう「五ツ木のテスト」。とはいえ私自身が受けたのはそれこそ四半世紀以上前のことですから、現代社会においては「♪違う、違う、そうじゃ、総社祭り」なのかもしれませんが、さっき五ツ木書房のサイトをみてみたら今でもテストをしているので、まだまだ普及の名作なのかもしれません。
ていうかですね、中学生の時は近くの本屋さんに行って「五ツ木のテスト」を申し込むのが当たり前だったのです。そして、自分の行きたい高校に対して判定がEだったりすると、そりゃあもうもんにょり大爆発なわけです。そして、あまりにみんなが「五ツ木のテスト」を受けているもんだから知名度はめちょんこすごくて、これは全国津々浦々で「五ツ木のテスト」が行われているのだと思い込んでいたのです。
とはいえ、よくよく調べてみると、どうも大阪ローカルなのです。京都にも手を広げているようですが、メインは大阪です。そもそも、五ツ木書房が大阪市鶴見区にある未上場の会社です。全国区ではありません。それ以上に高校生になってから、河合塾や駿台、代ゼミなんてのを知って、五ツ木の文字を見かけることはピタリとなくなり、逆にびっくりしたぐらいです。
「五ツ木は全国に広がるすごい会社じゃなかったんだ!」という衝撃。それ以上に、高校生になって代ゼミで無料で受けられる模試みたいなのに冗談半分で受けに行って、ブービー賞みたいな、大学はおろか、中学校すら行けないのではないかと思えるような点数を取ってしまい、ふてくされて「どうせ大学に行くならめっちょこ遠いトコに行ってやる!」と周りの誰も受験しないような遠いところにある大学を受験して、ホームシックになって帰ってくるという黒歴史があるので……って、何の話をしているのでしょう。私は確かマサチューセッツ高価大学を主席で卒業したハズなのです。嘘ばっかり言っていると五ツ木のテストでいい点を取れませんよ、がんばれ中学生。合掌。