ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

妖怪マスク洗い

いくらなんでも3月になればマスクも店頭に並ぶだろうと思っていました。

しかし、3月になっても、4月になっても、目にするのは花王「めぐりズム 蒸気でホットうるおいマスク」だけなのです。なぜ、蒸気でホットうるおいマスクだけが売っているのかわかりませんが、私の好きな興和の「三次元マスク」はどこにいってしまったのでしょう。

そんなこんなしているうちに、国から布マスクが一世帯あたり2枚配給されるというではありませんか。それはそれで結構なことだと思いますが、なんとなくこれがきっかけで、気がついたら米穀通帳復活みたいなことになって、米や味噌が配給制になったりしそうでもんにょりするのです。

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 そんなことですから、うちには妖怪マスク洗いが出てきます。洗面器に不織布のマスクをどちゃっと入れて、洗剤や漂白剤を入れて、じゃぶじゃぶと洗います。例のウイルスは石鹸や洗剤で脂肪分をぶち壊してしまえば死んでしまいますので、洗剤でじゃぶじゃぶと洗うのは効果的と言えるかもしれませんし、言えないかもしれません。見えないからわからない。

とはいえ、マスクが売っていない以上、もはや洗って使うのが一番安心なのです。もちろん、マスクをしているから安心と思っているわけではなくて、もし自分が感染していたとしたら、マスクをしていれば他の人に伝染す可能性を少しでも減らすことができるから……というより、もはやマスクしていないと白い目で見られかねないみたいな、変な空気に飲み込まれているわけです。

そして、他人の咳払いにやったらめったら敏感になっていることに我がことながら驚くわけです。

先日、自転車に乗りながら、タバコを吸って、むせて咳き込んでいるおっさんがいましたが、本能的に距離を取ってしまいました。火のついているタバコを持ったまま自転車に乗るだけでも危ないというのに、マスクもせずに咳き込まれてはたまったものではありません。マスクをしてタバコを吸うのであれば、譲歩してあげなくもありません。どうやって吸うのかはわかりませんが、そういうことです。

なんか変なことになってきました。妖怪マスク洗いはいつまで続けなければならないのでしょうか。手が荒れてしまいます。合掌。