ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

香港の思い出

香港がエラいことになっています。「香港国家安全維持法」が施行され、自由な物言いができなくなりました。わかりやすく言うと、昔の日本の治安維持法です。特別高等警察が「わるい子はいねがぁ!」と言って政府に文句を言う人を片っ端からしょっぴくのです。

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「香港国家安全維持法」のトンデモなところは、外国人が外国で香港の悪口を言っても、香港に行ったら逮捕される可能性があることです。つまり、香港に対してちょっとエスプリを効かせた皮肉を書いただけでも、香港に行ったら逮捕されて終身刑になるかもしれないのです。うかうか香港に行けません。

ぐわぐわ団ではちょいちょい京都の悪口を書いたりしているので「京都安全維持法」なんてものができたとしたら、京都には行けなくなります。京阪電車に乗って橋本駅を通過するあたりで特別高等警察が出てきて「ぐわぐわ団のまけもけだな!逮捕する!」と言われるのです。うかうか京都に行けません。行く必要ないけど。

さて、香港の話です。イギリス統治下の頃の香港で過ごした日々が懐かしいです。雑多な街でしたが、みんな活気にあふれ、希望に満ちていました。イギリス統治下の香港で作られた映画を観ているとよくわかるのですが、お金はなくても、マンパワーでめちょんこおもしろい映画を作ってしまったりと、とにかくエネルギーに満ちていたのです。

そして、二毛作です。香港と言えば二毛作。二期作とよくごっちゃになるのですが、二毛作というのは、例えば米を作ったあとに麦を作るといったように、ひとつの耕作地で2種類の作物を育てることを言います。一方、二期作というのは同じ作物を1年間で2回育てることを言います。二毛作と二期作、よくどっちがどっちだっけ?となるのですが、毛が2本あるのが海平さん(サザエさんに出てくる磯野波平の双子の兄)だということをしっかりと覚えておけば、二毛作はひとつの耕作地で2種類の作物を育てるということは自ずと理解できると思います。受験生のみなさんはしっかりと覚えておきましょう。合掌。