ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

成分めちょんこ調整牛乳

成分無調整牛乳というのはよく目にします。

f:id:make_usagi:20200805230236j:plain

一方で、成分を調整した牛乳というのもあるにはあります。乳脂肪分を少し取り除いた低脂肪牛乳であったり、逆に水分を減らした特濃牛乳であったり。とはいえ、そんなに調整しているかといえば、まだまだ限界まで調整しているとは言い難い。限界まで挑戦!ではなく、限界まで調整してしまうのもよいのではないでしょうか。

カルシウムや乳脂肪分、栄養分なども全て取り除いて、全てを取り除いた牛乳なんてのもできないことはないはずです。ただし、そんなことをするのなら「水を飲め!」と言われるかもしれませんが、牛乳由来の純水ということで、なんとなく身体に良さそうではありませんか。実際は全ての栄養素を取り除いている以上、身体に良いなんてことは絶対にないのですが、雰囲気で良さげという感じで、プラスアルファ、この牛乳からできた純水でうがいをすれば例のウイルスの予防になるかもしれないみたいなことをどっかの知事にでまかせ吹いてもらえば、もはや売り上げはうなぎのぼり!しかし、牛乳を純水にする手間がかかっていますので、どれほどの単価で売ればよいのやらさっぱりわかりません。面倒なので、そこらの水道水をじゃーっと紙パックに詰めて、牛乳由来の水と銘打って、でたらめな売り方をしたところで、消費者庁に怒られるぐらいですから、怒られましょう。

なんとなく身体に良さげな代表格といえば「金箔」です。金箔入りの日本酒などはお正月にとても喜ばれます。しかし、金箔は栄養素が一切ありません。化学反応を起こさないからこそ、貴金属としての価値があるのです。錆びたりもせず、劣化しないというのは、ものすごく価値があるのです。となると、ステンレスなんかもめちょんこ価値がありそうですが、そういうわけでもないのです。

とりあえず、牛乳の成分をめちょんこ調整しまくって、オレンジジュースそっくりの牛乳を作るなんてのもアリかと思いますが、じゃあ普通に「ポンジュースを飲め!」と言われるのが関の山であります。合掌。