ぐわぐわ団

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玉音放送の裏番組

めちょんこ不謹慎な事を書きます。ご了承ください。

終戦の日、ラジオで「玉音放送」が流されました。神妙にその放送を聴いている人たちの姿は映像や写真などで目にした方も多いと思います。

堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス 

このフレーズはめちょんこ有名ですので、令和生まれのヤングでなければ知っていると思います。

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この時、裏番組は何を放送していたのかな?とふと考えたのです。『東條英機のオールナイトニッポン』だったらイヤだなぁ、とか。ただ、玉音放送は正午に流されたので、オールナイトニッポンが流れるわけはありません。だいたい、内容はどんなのか想像もつきません。

「いや、メガネが丸いのは、こういうメガネしかないんですよ。」

とか、しょうもないことを言ってそうですが、あんまり聴取率は取れそうにありません。

本当のところは、当時はラジオの放送局は社団法人日本放送協会(今のNHK)しかなかったので、裏番組なんてのは存在しなかったのです。もんにょりしますね。

今でこそ、ラジオをつけるとほぼずーっと番組が流れていますが、終戦の日の8月15日は細切れに計6回、終戦のお知らせが流されただけでした。そう考えると、今はそこら中でラジオの放送局があって、しかもradikoのおかげで沖縄のAM局の番組も聴けるし、北海道のFM局の番組も聴くことができます。実にありがたいことです。

最近は眠たいので深夜にラジオを聴くなんてできませんが、若い頃はよく深夜ラジオを楽しんでいたものです。KBS京都の「はいぱぁナイト」はほぼ毎週聴いていました。おおすごいものダイジェストというコーナーで「墓石に登って柿の実をとるお坊さん」の話や、「ヤンキーが壁にスプレーで書いた文字が祝」という話など、なかなかにほのぼのとした内容でした。

とりあえず、もう「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ」なんて天皇陛下の言葉は聞きたくないですね。合掌。