先日、患者衣について文章を書きました。
その後、ものすごい勢いで愛用しているので、患者衣を着る効能をみなさまにもぜひご理解頂きたく筆を取った次第であります。実際に私が筆を取り、草書にてすらすらと半紙に書いたものを公設秘書がキーボードを使って打ち直しているのであります。本来であれば、達筆な私の文字をそのまま見ていただきとう存じますが、達筆すぎて何が書いてあるのかさっぱりわからないので、このような公設秘書を通した面倒なスタイルでお送りしております。
なお、我が公設秘書は「紅葉を見る会」のことで任意で事情聴取を受けておりますが、私は何らやましいことはしておらず、精錬潔白であることを申し添えます。
冗談はこのへんにして、患者衣を着ると患者さんになったような気持ちになります。休日に患者衣で過ごしていると、家事とかどうでもよくなります。もちろん、食事であったり、ゴミ捨てであったり、最低限のマストジョブは生きるうえでしなくてはなりませんが、マストではなくモアベタージョブは「患者さんなんだからいいや」ということになります。ふいに仕事のことを思い出したとしても「患者さんは休むことが大切なのだ」ということになり、考えなくなります。 つまり、休日を身体を休めることに専念できるのです。
患者さんなんだから、逆転オセロニアをし続けてもよいのです。それどころか、Kindleで漫画を読み耽ってもよいのです。もちろん、お昼寝もしたい放題です。患者さんだから許される。そう自分に言い聞かせることができるのです。
もちろん、自分一人が患者衣を着てはいけません。相方も患者衣を喜んで着ています。家族みんなで患者衣を着たら、おそらく家族全員患者さんなので、べよべよとなることでしょう。休みの日ぐらいは休みましょう。休みましょうというより、身体を休めましょう。昨今の現代人はとかく休みを有効に使わねば!と思いがちですが、べよべよとするのは大変大切なことです。患者衣をお勧め致します。合掌。