めちょんこややこしい話をします。
私のメインのメールは独自ドメインを使った「……@xxx.jp」みたいなメールなのですが、全部Gmailに転送して運用しています。Gmailは迷惑メールのフィルタがしっかりしているし、サブメールもなんやかんやも一括で管理できるし、とにかく便利だったのです。
そう、便利だったのです。
でも、最近はGoogleが「こんなん受け取れませんわぁ〜」ということで「Undelivered Mail Returned to Sender」というタイトルでメールを叩き返してくるのです。本文は英語なのでフランス人の私は読めるわけがないし、なんやねんと怒り心頭なわけですよ。
そして、私のiPhoneの下の部分はこんな感じになっています。メールは「Spark」というウクライナの会社が作っているアプリで受信するようにしていまして、「Undelivered Mail Returned to Sender」というメールには「.eml」という拡張子のついた添付ファイルがくっついているわけです。
この「.eml」の添付ファイルが曲者で、この中身を見ればどんなメールだったのかがわかるのですが、普通にしていても見られないのです。要するに、Googleから「こんなん受け取れませんわぁ〜」と送られてきたメールが何なのかわからないという絶望に苛まれるだけなのです。
この中身のわからないメールが本当にくだらないメールならよいのですが、京阪電車のプレミアムカーの予約確定メールだとか、毎日楽しみに読んでいるメルマガとか、そういうのまでが「こんなん受け取られへんって言うてるやろ!」みたいにGoogleからぼんぼこ送り返されてくるわけで、もう電子メールなんて大キライ!になっていたのです。
というわけでやや悩んでいたわけですが、ついこないだようやく解決策を見つけました。
「EML Viewer」というアプリ。250円しますが、アメリカだと2ドルするそうです。今、円安で1ドル140円近くするので、本当は280円するはずなのですが、今のところは250円で買えました。ちょっとお得な感じがします。
そして、このアプリを使って、Googleが送り返してきたメールにくっついてきた添付ファイルを見てみると、
Subject: あなたのamazon.co.jpオーダー は出荷できません
こんにちは、
異常なアクティビティが検出されたため、注文とアマゾンアカウントを一時停止しました。アカウントにログインし、画面の指示に従ってアカウントをロック解除することができます。
情報を確認するまで、アカウントにアクセスしたり、注文したりすることはできません。
このように、思いっきりフィッシング詐欺メールだったりするので油断できません。
最近は「Emotet(エモテット)」というエグいウイルスが流行っているそうなので、Googleがガードを固くしているのも仕方がないとは思うのですが、世の中には便利になればなるほどそこにつけこんで悪いことをしようとする人もいるので、本当に難儀な世の中だなぁと思います。
「Undelivered Mail Returned to Sender」というメールに悩まされている方の少しでもお役に立てればと書かせて頂きましたが、そもそも役に立たないをモットーにしているぐわぐわ団にあるまじき文章でした。申し訳ありません。合掌。