ぐわぐわ団

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今年の10人

アメリカの化学雑誌・ネイチャーの「今年の10人」が発表されました。国連のグテーレス事務総長や、ウクライナの気候学者であるスヴィトラーナ・クラコフスカ氏、そして11人目にぐわぐわ団のまけもけが選出されました。ありがとう、ありがとう。

「今年の10人」は10人のはずなのに11人いるのはおかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、萩尾望都の有名な漫画『11人いる!』でおなじみのことなので、なんで11人いるねんとツッコミを入れるのはもはや野暮やことと言えるでしょう。

11人いる! (小学館文庫)

とりあえず、「今年の10人」の11人目に選出されたことで、私の今年の積極的な活動が評価されたわけです。アメリカ人も粋なことをしよる。今年は日本人で選出された人はいなかったのですが、私はそもそもフランス人ですので、日本人の選出はゼロということになります。とはいえ、日本の方々は落ち込んでいてはいけません。「今年の10人」に選出されなかったとしても、「来年の10人」に選出される可能性はありますし、「今年の1000人」や「今年の仙人」、「1192年の100,000人」なんかには日本人が選出される可能性はゼロではありません。

そもそも、みなさんは今の地球の人口をご存知でしょうか。今年の11月15日に80億人に達したと言われています。ということは、「今年の10人」に選出される確率というのは純粋に「8億分の1」になります。年末ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は2000万分の1ですから、年末ジャンボ宝くじがいかに当選しやすいかがわかるでしょう。ちなみに、私にとって年末ジャンボ宝くじが当たる確率は「当たるか当たらないか」で考えるので2分の1となります。

少々話が乱暴になりましたが、「今年の10人」に選ばれなかった方はどうか気を落とさずに、来年こそ選出されるべく頑張ればよろしい。私自身は毎年毎年選出されていてそろそろ飽きてきたので来年は辞退しようかなと思っています。国民栄養賞を辞退したイチローのように。合掌。