こないだ、近鉄百貨店の地下の野菜売り場でレタス1玉が58円で売っていました。たまごが1パックで300円近くもするハイパーインフレ渦巻くこの世の中でレタスが1玉58円というのはなかなかにありがたいことです。ちなみに、近鉄百貨店の地下の野菜売り場はきのこ類がだいたいそこらのスーパーの半額ぐらいだし、ミニトマトはあほみたいな量を400円ぐらいで売っていたりするし、ばかでかいにんじん3本で198円とか、とにかく懐に優しい。
AmazonのKindle本の「Kindle日替わりセール」で面白そうなのがあればとりあえず積ん読してしまったり、台所用洗剤のキュキュットのポンプ式のが欲しくてどでかい詰め替えのキュキュットが2本もおまけでついてくるようなセットを衝動買いしたりして、何がなんだかわからんモノでそこらじゅうが埋まっているような生活をしているわけですが、とにかく食費は毎日否でも応でもかかってしまう以上、レタス1玉が58円というのはありがたいわけです。
今日はレタスをベリベリむいて、お皿にどばーっと散らしてから、春雨の炒め物を乗せたのですが、レタスでカサ増しするだけでめちょんこ豪勢になりました。レタスをバリバリにむいて、お皿にぐしゃーっと広げてから、茹でた豚肉をのせるだけでもなんかすごい料理になります。ポン酢でもなんでもかけて食べたらよろしい。大葉か何かがあれば刻んでびゃーってすれば大人の料理にもなります。
このように、レタスというのは安い時は1玉どかんと買っておいて手抜き料理のカサ増しに使うとよいのです。
以前誰かが、家庭料理というのは「死なないためにとりあえず食べる」ぐらいの立ち位置でよい、と言っていたのを思い出しました。確か有名で著名な方だったと思うのですが、家庭料理の本質をよくあらわしていると思います。贅沢な食事がしたければ料理のプロに頼めばよいのです。私たち家庭人は料理のプロではないのです。気楽に考えたらよろしい。合掌。