グローバルサウスが頑張っています。ちょっと前には”BRICs”(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ、南アフリカ)という括りが一世風靡セピアしていたわけですが、ロシアがウクライナに対してちょっかい出して総スカンを喰らってから”BRICs”がどうのこうの言う人は誰もいなくなりました。「これからはBRICsだ!」と煽りに煽って、信託報酬がべらぼうに高いBRICs関連の投資商品を作りまくっていた運用会社の責任はどうなるのでしょう。「これからはBRICsだ!」と言っていた経済評論家の責任はどうなるのでしょう。残念ながら、投資は自己責任です。本当にありがとうございました。
というわけで、BRICsが廃れてしまった以上、他に何かテーマを探さなければなりません。というわけで、最近やたらと耳にするようになったのが”グローバルサウス”です。私の許可もないまま何となくインドが代表格になっちゃってます。先日はグローバルサウス代表みたいな顔をしてモディがアメリカを訪日して国賓としてちやほやされていました。
一方で”グローバらないノース”の代表が日本となります。ちっともグローバらずに、失われた20年とか30年とか言ってお賃金が上がらないのに物価ばかりがどんどん上がり、たまごは1パック300円になり、郵政民営化という破壊行為をしたおかげで「かんぽの宿」が「ちんぽの宿」になり、とにかくろくでもない国に成り下がってしまっています。このままではグローバルサウスの代表格であるインドを見習え!と言いだしてカースト制を導入したり、国民にヨガファイアーを吹かせたり、カレーを国民食にするなんて政府が言い出しかねません。
ただでさえインド人が「なんでこんなところで営業してんの?」みたいなところで本格インドカレー屋さんをオープンさせてそこそこ繁盛させていたりするのです。日本がインドに乗っ取られてしまう可能性も否定できません。
かつて、筋肉少女帯というバンドが『日本印度化計画』という歌を歌っていましたが、あれは予知歌だったのかもしれません。私は無印良品の辛くないシリーズのカレーが好きです。合掌。