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クアッド

今度の総理大臣は岸田なんとかがなるようですが、菅直人が最後にアメリカに行ってきて、アメリカ、オーストラリア、インドの首相と話し合いをしてきました。実はこの怪談、とても大切な怪談だったのです。

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この四カ国の対話は日米豪印戦略対話と言い、かっこいい言い方をするとクアッドとよびます。この四カ国で何を話すかというと、主に中国を牽制する意味合いがあります。アメリカは中国の今のやりたい放題な態度にムカついているのでどうにかしたい、オーストラリアは今めちょんこ中国と仲が悪くなっていますし、インドは中国と貿易をばんばんしているので無下にはできないものの、国境とかの問題でもんにょりしているし、日本はアメリカの犬だし、とにかく対中国でどうにかしないといけないから一緒に頑張ろうということなのです。

とはいえ、先ほども申し上げたとおり、インドは中国とばんばん貿易をしている関係もあって、なかなか「中国なんて大っ嫌いだ!」と大きな声で言いたくないのが本音で、クアッドにも入っているけれども、若干及び腰なところがあります。

そこで、日本の登場です。インドは中国と貿易をばんばんしているのですから、日本はもっとインドと仲良くなって、ばんばん輸入しまくってあげたらよいのです。「中国の分まで全部買ってやるから中国とは縁を切りな!」というスケバン刑事みたいな口調でズバッと言い切ってしまうぐらいでもよいのではないでしょうか。そうなると、もはや完璧なクアッドの完成です。日本も多少は発言力が上がるでしょうし、もともとインドとは蜜月の関係ですから、もっともっと仲良くなれるでしょう。

問題があるとすれば、インドから輸入するものってたぶんカレーぐらいしかないので、日本の食卓がカレーばっかりになってしまうことです。イチローではないのですから朝食からカレーというのも胃にもたれますし、昼も夜もカレーって子どもなら大喜びでしょうが、毎日となるとたまにはお茶漬けが食べたいと思うでしょう。

しかし、今はインドと仲良くなるべきです。我慢してカレーを食べましょう、日本人。合掌。