「けしからん！」と怒られることがよくあるんじゃないかと思います。世の中にけしからんことはとても多いです。女子校生の生足なんてのは大体けしからんわけです。
「けしからん」って否定形じゃないですか。ということは「けしかる」という肯定形があって然るべきなのです。しかし、「けしかる！」と褒められることってほとんどないわけです。男子高校生の野球部員の坊主頭なんてのは大体けしかるわけですが、あんまり耳にしません。
ていうか、高校野球が始まってしまったわけです。今日は開会式が9時からだったのでプリキュアの放送はありましたが、来週から関西ではプリキュアが高校野球になるのです。他地域ではプリキュアがブラウン管に映し出されるというのに、関西では高校野球の坊主どもが映し出されるわけです。何度も何度も言っていますが、許されることではありません。いくら坊主頭がけしかるとはいえ、ダメなことはダメなのです。
私は「NHKニュース・防災」アプリを入れていて、珍しく通知もオンにしているのです。そうすると最近はほぼ毎日のように「熱中症情報：危険、運動は中止しよう」って言われるわけです。私はNHKの受信料をしっかりと払っていますし、なんだかんだでNHKの番組が好きなのでいろいろ観てたりしますし、「NHKニュース・防災」アプリも使わせていただいております。もちろん、熱中症情報が出たら運動は中止しています。
しかしながら、甲子園で高校球児たちは「熱中症には気をつけましょう」と言われているにも関わらず炎天下で野球をしているのです。野球はれっきとした運動であり、いくら水分補給や休憩をしっかり取るとはいえ、生命を危険に晒していることに違いはありません。こんな暑さの中で運動をさせるというのは「けしからん！」と怒るべきじゃないでしょうか。これからの日本を支えていく若人が命を削って野球をしていることに対して、私たち大人は「けしからん！」と声を出して怒るべきなのです。
もちろん、プリキュアを放送しないのが最も「けしからん！」わけです。合掌。
