ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

AIタレントなら許す

「お〜いお茶」で有名な伊藤園がAIタレントを使ったテレビSMをするということで話題になっています。間違えました、CMです。

それはまぁ、許しましょう。ただ、AIタレント、AIタレントとニュース記事がずらずらっと並ぶ中に「AI女優」という言葉が使われていたのは許しません。

別に私がフェミニストだからとか、ジェンダーがうんたらかんたらとか、そもそも女優という言葉が女性差別につながるとか、そういう事を言っているのではありません。単にAV女優と空目するから許せないのです。

伊藤園がAV女優を使ったCMを!という文字に敏感に反応して「すわ、小林ひとみが!」「すわ、松坂季実子が!」と喜んだ男性諸君には挙手を命じます。特に小林ひとみという名前を聞いて懐かしい!と思った方は多いのではないでしょうか。さきほどWikipediaで何かおもしろいことは書いてないかと調べてみたら、こんなことが書いてありました。

趣味は編み物、読書。特技は日舞、読書。

趣味が編み物なのはよろしい。読書なのもよろしい。特技が日舞なのも素晴らしい。ただ、特技に読書が入っているのは納得がいかない。読書を特技と言えるなんてそうとう読書パワーが強くないといけません。まぁ、小林ひとみならそれすらも許されるのかもしれません。

ちなみに「すわ」というのは「すわ、一大事」みたいな感じで使われる言葉で、意味としては、

突然の重大事に驚いて出す声。それっ。

ということらしいです。そりゃまぁ、小林ひとみや松坂季実子が突然伊藤園のCMに出てきて「お〜いお茶」なんて言おうもんなら「すわ、一大事」と叫んでしまうのも仕方のないことです。

しかしながら、実際はAV女優ではなくAI女優、じゃなくてAIタレントなのです。画像を見てみたのですが、まぁまんま人間。「不気味の谷」と言われる、作りものの人間にありがちな気持ち悪さもなく、本当に人間。だったらわざわざAIタレントじゃなくてAV女優を使えばよいのではないかと思った今日この頃です。失礼致しました。合掌。