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政治家のパーティ

政治家のパー券問題で世の中がわーきゃーしています。パーティ券の売り上げ代金のキャッシュバック分が収支報告書に記載されておらず裏金になっているのではという疑惑に対して捜査の手が入り、阿部寛派、二階派だけではなく一階派、三階派の事務所が家宅捜索されたり、とにかく年の瀬だというのに大変忙しそうです。捜査関係者のみなさま、お疲れさまです。

とはいえ、政治家のパーティがどのようなものかご存知ない方も多いのではないでしょうか。パー券を買って、政治家のパーティに参加するとどのような華やかな世界が待っているのか、政治家のパーティに参加すること3000年、餃子1日100万個の私がご説明させて頂きます。

まず、会場は政治家の自宅です。市営住宅の6畳の和室です。そんな和室に色紙で作られた鎖、チリ紙で作られたお花、創英角ポップ体で印刷された「いらっしゃいませ」のウェルカムボードがお出迎え。座布団の上に座って、テーブルの上の紙皿の上に置かれたポッキーやポテチをつまんでいると、よそ行きの服を着た政治家が登場。さっき散髪屋に行ってきて刈ってきたばかりの坊ちゃん刈りのアタマが微妙に似合っていません。

参加者が戸惑っていると、政治家のお母さんがから揚げを山盛りにして持ってきます。坊ちゃん刈りはお誕生席でカチコチに緊張しています。たぶん、クラスイチかわいい子をパーティによんだからでしょう。

みんなでから揚げを食べつつ、他愛のない会話をしていると、同居しているおじいちゃんも登場。「孫をよろしくお願いします」と、これまたどうお応えすればよいかわからない事を仰ってその場を去ります。おそらく、この6畳和室は普段はおじいちゃんの部屋なのでしょう。じんわりとおじいちゃんの香りがします。そして、孫のために頑張って色紙で鎖を作ったり、チリ紙でお花を作ったりしてお部屋を飾りつけたに違いありません。

大して盛り上がりもないまま、バタークリームのケーキ(今の時代の美味しいバタークリームと違って、脂っこくて後から胸やけしまくる悪魔のような昭和のバタークリーム)を食べておわり。合掌。