ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

派閥解体の流れにどう対処するか

岸田総理が自ら率いる派閥である高知会を解散するそうです。

戦後、GHQが財閥解体を行い私の実家であるぐわぐわ財閥も解体させられてシンクを舐めた後に不死鳥の如く蘇り、ぐわぐわ団となった経緯があります。三菱財閥、三井財閥、山口財閥、それこそ数多の財閥が解体され、今は三菱団、三井組、山口組へと変貌を遂げたのはみなさんご存知でしょう。その後、もともとの財閥はなんやかんやあって銀行なんかをこしらえまして、三菱銀行、三井銀行、山口銀行なんかもできあがりました。

その後、三菱銀行は東京銀行と合併して三菱東京銀行になったり、三井銀行も住友銀行とくっついて三井住友銀行になったり、山口銀行も神戸銀行とくっついて神戸山口銀行になったり、金融ビッグバンにおいてほんとうにわけがわからなくなりました。

そんなこんなでいろいろあったのですが、財閥解体したけれども結局は三菱は三菱でがっつりとグループを作り、三菱UFJ銀行、三菱商事、三菱鉛筆の3社が三菱グループ御三家としていろいろなところで幅を利かせています。いくら三菱グループとはいえ、三菱自動車や三菱電機といった御三家ではない三菱グループの会社の社員は御三家の社員の前では平身低頭して恐れ慄くと言われています。三菱グループではあるものの、明治安田生命保険やキリンホールディングス、ローソンといった三菱の名前がつかない会社もあり、そういう会社は三菱のスリーダイヤマークを使わせてもらえません。いつか!三菱の名を社名に!と意気込んでいる会社も多いのです。ローソンなんかは本当は三菱ソンになりたくて仕方がないのです。

話がとっちらかってきたので話を戻しますと、派閥解体しても、なんやかんやでうやむやになって、高知銀行みたいなのができて、高知グループみたいなのもできて、高知銀行、COACH、高知鉛筆が高知グループ御三家になって、幅を利かせると思いますのであまり期待しないで楽しみにしましょう。合掌。