先日、トヨタのセンチュリーが21年ぶりにフルモデルチェンジをするという記事を書きました。ショーファードリブンという、自分は運転せずに、おかかえ運転手に運転してもらうための車です。決して、業務スーパーに買い物に行くために自分で運転したり、息子を幼稚園に迎えに行くために使ったりする車ではないことを御認識ください。
息子が石油王の跡取りか何かであるなら、幼稚園のお迎えにセンチュリーでもよろしいのですが、そんなレアケースは身近にはほぼ存在しないと思います。
先日の記事で、中古車ならセンチュリーもそこそこの値段で買えますよとお伝えしましたが、ショーファードリブンはトヨタのセンチュリーだけではありません。三菱自動車のデボネアがあります。
1964年に販売開始されてから22年間、1987年までモデルチェンジすることなく、その重厚なデザインでもって「走るシーラカンス」と揶揄された三菱自動車の初代デボネアであればお安く買えると思って調べてみたのですが、あまりにも古いために希少価値が出てしまい、150万円とか結構なお値段がします。
1992年から1999年まで製造、販売されていた3代目デボネアあたりが手頃なショーファードリブンとしておすすめできると思い、カーセンサーnetで調べたら、
価格相場情報
平均価格:36.5万円
価格帯:35万円~38 万円
という破格の値段で取引がされています。三菱財閥系企業の重役御用達のショーファードリブンとして、あなたも気分は岩崎弥太郎*1です。
ちなみに、3代目デボネアはいろいろなモデルが発売されており、どれがどれやら調べてみても何が何やらさっぱりわかりません。エグゼクティブシリーズというのが社用車向けだったようですので、せっかくならエグゼクティブなデボネアをぜひ、お買い求めください。
ただし、ぐわぐわ団の団用車としてデボネアを採用する稟議は否決されました。合掌。
*1:ご存知と思いますが三菱財閥の創業者で初代総帥です。