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恋のランデブーと食事制限:飛行機とその他の交通手段における新たな問題

機長と副機長は同じモノを食べてはいけないそうです。

もし仮に機長も副機長も同じモノを食べていて食中毒になったらダメだからというのが理由だそうです。となると、機長と副機長が恋のランデブーに落ちて愛を育もうとしても「一緒に食事に行きませんか?」と誘うことができません。おデートの基本はやはり食事に誘うことでしょう。しかし、その食事を共にすることができないという障害は、機長、副機長ともに高給取りで金銭的に恵まれているとしても、辛いことではないかと思うのです。

逆に考えると、機長と副機長は同じ食事を取れないという制限があるからお給金が高いと言えなくもありません。一説によると年収は数千万円とか言うではありませんか。私は飛行機の操縦はできませんが、機長として雇っていただけるのであれば喜んで機長になりたいと思います。たとえ、副機長と同じ食事が食べられれないとしても、です。

しかし、機内食でチキンオアビーフとか言われて、機長がチキンを取って、副機長がインド人のヒンズー教徒だったとしたらとんでもないことになります。副機長が機長に「チキンを俺に食わせろ!」と楯突くに違いありません。しかし、機長はチキンが大好物で宗教に対しての理解がなかった場合、殺し合いのデスゲームの始まりです。おそろしいことです。その場合はキャビンアテンダントさんがうまいこと取りなすしかありません。

さて、飛行機の話をしておりましたが、よくよく考えたらペアで何かをするというのは飛行機だけではありません。電車もそうです。運転士と車掌も同じ食事をして、仮に食中毒になったら電車は動かないし、ドアも開かないし、とんでもないことになります。ただし、電車は地面を走っているので、代わりの運転士や車掌を用意できれば問題ないかもしれません。一方、飛行機の場合は空の上ですから、代わりの機長と副機長を用意できたところでどうやって交代するのか、という話になります。そう考えると、やはり機長と副機長は恋のランデブーで恋に落ちたらダメというか、飛行機の話題のときに軽々しく「落ちる」とか言うな、バカモン!合掌。