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昆虫の仲間?虫歯の謎とは

よくよく考えてみてほしい。虫というのは人類・獣類・鳥類・魚介以外の小動物の総称であり、その中でも昆虫は体の構造が頭部、胸部、腹部に分かれ、胸部から足が6本生えている生き物のことです。このように定義すると、トカゲ、ミミズ、クモなども虫という範疇に入ることになります。とはいえ、虫といえばほぼ昆虫を指すといっても過言ではないでしょう。

だがしかし、虫歯は別に頭部、胸部、腹部に分かれていないし、胸部から足が6本生えているわけでもありません。かと言って、人類・獣類・鳥類・魚介以外の小動物というわけでもありません。虫歯が勝手にうろうろしたり、ミミズみたいにくねくねするわけでもないのです。

虫歯という言い方がそもそも間違いなのではないでしょうか。虫歯は虫ではありません。それはもはや自明の理であり、誰でもご納得いただける結論ではないでしょうか。もし、歯が虫だったらイヤだという人も一定数いるでしょう。歯が虫であれば、歯医者さんは虫取り網を片手に歯を採集するために麦わら帽子をかぶって、タンクトップで夏の暑い日に雑木林を駆けずり回らねばならなくなるのです。大金を積んで、私立の歯大に入れたとして、ご子息が麦わら帽子をかぶって、タンクトップで夏の暑い日に雑木林を駆けずり回っていたら親御さんも泣くというものです。「あンた!裸の大将みたいな格好で虫歯採集なんてやめて!」と絶叫する親の姿が目に浮かぶようです。

とはいえ、虫歯が本当は虫ではないということであれば、名称を変える必要があります。そもそも、虫歯というのはウォークマンと同じくSONYが商標登録している商品名であり、ホッチキスなんかと同じで、本当であればウォークマンはポータブルオーディオプレイヤーであり、ホッチキスはステープラー、金正恩は黒電話と一般名称を使うべきなのです。

虫歯というのはミュータンス菌により歯のエナメル質が酸によって溶ける病気であり、正しくは「う蝕」と言います。「歯がう蝕している!」が正しく「虫歯になった」は歯が頭部、胸部、腹部に分かれて胸部から足が6本生えたことになるので早急に使用を控えるよう要請する。合掌。