ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『脱マウス最速仕事術――年間120時間の時短を実現した50のテクニック』を読みました

久しぶりに紙の本を買いました。

脱マウス最速仕事術――年間120時間の時短を実現した50のテクニック

年間120時間の時短を実現できるということは、まるっこ5日間浮くということになります。

ExcelのVBAでいろんなことを自動化して時短を図ろうとしているものの、どうにもこうにもVBAではできないこともあってもんにょりしていたところ、先ほどの本を見つけました。マウスを使うのは当たり前ではないのです。キーボードって90個近くのボタンがあるので、いろいろとショートカットのようなテクニックを駆使すれば、まだまだ時短はできるのではないだろうか。その可能性に賭けたわけです。

とはいえ、ショートカットなんてのはネットで調べたらいくらでも出てくるわけで、わざわざ本を買ってまで覚えることかいなとも思ったのですが、この本は単に「Ctrl+C」でコピーというコトだけを書いているわけではなく「Ctrlキーとはそもそも何か?」といった本質を突いてくるのです。何事も基礎が大切です。単に丸暗記をしても短期記憶で数十分は覚えておけるとしても、長期記憶としてずっと頭の中の引き出しに入れておくにはきちんとした理解が必要です。そう考えると、私は船場吉兆のささやき女将やSTAP細胞の小保方さんのことをいまだに覚えているのはきちんとした理解があるからなのでしょう。つまり、理解するというのはとても大切なことだと言えなくもないと言っても過言ではないのです。

この本、最終的には脱マウスを目指そうと書かれていますが、ぶっちゃけマウスのほうが便利な時もありますし、本でもそのように書かれています。ただ、わざわざマウスで小さなアイコンを探して、マウスポインタをその上まで動かして、クリックして、なんやかんやとしていたらしんどくて仕方がないのです。老眼を甘く見てはいけません。

ならばいっそ、せっかくタッチタイピングができる(そりゃ毎日毎日こんなぼんくらな文章であってもキーボードを叩いていたらキーの位置ぐらいは覚えます)のであれば、簡単に済むことは簡単に済ませたいという心理が働くのも当然でしょう。

というわけですので、Windowsで脱マウスを目指して頑張れば年間120時間浮くのです。ただ、私はiMacを使っているのです。残念でした。合掌。