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絶対参照と相対参照

Excelにはマクロという機能があって、自分のやっていることを覚えさせるというめちょんこめちょめちょ超絶便利機能があります。そして、このマクロという機能を取っ掛かりにVBAという世界にのめり込んでいくわけです。VBAを使うと、自分のやりたいコトをExcelに任せて操作させることができるため、自分は何をせずとも勝手に仕事をしてくれるようになる、いわば仕事をしたくない人にとっては夢の機能と言っても過言ではありません。

この「仕事をしたくない」気持ちが強ければ強いほど、マクロやVBAにのめり込んでいき、気がついたらExcel絡みの仕事をする時はまず「どうやったらラクになるかな?」「どうすれば自動化できるかな?」という意識がはたらくようになり、気がついたら仕事をしないために仕事をするという、本当に矛盾だらけのわけのわからん人間になってしまいます。

ここで気をつけなければいけない大切なことは「マクロやVBAを使って仕事を自動化している」と周りに吹聴しないことです。あくまでも、コツコツ地道に作業をしているけれど、仕事が早くて間違いがない、すごい人と周りに思わせることが重要です。下手に「マクロやVBAを使えばラクになりますよ」なんて口にしたりすると「それは手抜きだ!」と言われたり、必要以上に仕事を与えられたり、他人の仕事まで自動化しろという理不尽な命令が下されたりします。それは「仕事をしたくない」人にとっては本意ではないでしょう。

というわけで、まずはマクロを使えるようになるのが手っ取り早いのですが、その中で「絶対参照と相対参照」という概念に打ちのめされてヤられてしまう人が多いのも事実です。

簡単に説明しましょう。絶対参照というのは東京から品川に行くと記録したら、絶対に東京から品川まで行く、実に頭の硬い覚え方です。一方、相対参照で東京から品川まで行くと記録して、もし次に自分が新大阪にいるとすると新神戸まで行くことができます。絶対参照の場合は東京まで戻って品川に行くことになります。東京から品川までは絶対というのが絶対参照で、「一駅だけ新幹線に乗る」という覚え方をするのが相対参照なのです。つまり、岐阜羽島にいるなら米原まで行くのが相対参照なのです。覚えておいて損はありません。合掌。