日本の半導体を引っ張るラピダスが4兆円増資を計画しているそうです。職人を育成するためにはどうしても避けては通れぬのがお金の問題。2ナノメートルの半導体を2027年に量産するためにはどうすればよいのでしょうか。言うてもあと2年ちょっとしかありません。

ナノというのは10億分の1の単位です。よくギガなんて言葉を耳にしますがギガは10億倍の単位です。つまり、2ギガナノメートルというのはなんと2メートルのことなのです。2ギガナノメートルなんて言うとものすごくものすごいことのように聞こえますが、実は2メートルのことなのです。あと8センチ足せばジャイアント馬場の身長になります。そう考えるとものすごくものすごいのですが、とはいえ今回のお話にジャイアント馬場はあんまり関係がありません。
ラピダスはこのレトリックを使ったらよいのではないのでしょうか。2ナノメートルの半導体を量産するのにめちょんこお金がかかるのであれば、いっそのこと2ギガナノメートルの半導体を作ればよろしい。一応はナノとついている以上、世間体は守られます。何より2ギガナノメートルの半導体であれば4兆円も投資しなくても40万円ぐらいで作れるのではないでしょうか。適当なことを言っていますが専門家ではないので気にしないでください。
ただ、問題なのが2ギガナノメートルの半導体というのはどういうものかというと、めちょんこサイズが大きいです。2ギガナノメートルの半導体でiPhone16を作ろうと思ったらテニスコートぐらいの大きさになるのではないでしょうか。これもまた専門家ではありませんので適当ぶっこきまくっていますが気にしてはいけません。
昨今、スマホ依存症という問題が生まれ、多くの国民がスマホがないと生きていけないと言っていますが、iPhone16がテニスコートぐらい大きければさすがに持ち歩けないし不便なのでスマホ依存問題も雲散霧消するのではないかと危惧しています。ちなみに、テニスコートぐらい大きいと言いましたが、ディスプレイサイズは6.1インチでベゼルが広い感じです。フェイスIDを使うのにバタバタとiPhone16の上を走らねばなりません。頑張りましょう。合掌。