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獅子

獅子は我が子を千尋の谷に落とし、這い上がってきた子を再び落とすと言います。

これは反復運動であり、子が何度這い上がってきても千尋の谷に落とすため、子獅子はめちょんこ大変です。とはいえ、何度も何度も落とされるうちに慣れてきて、そのうち育って親獅子より大きくなったら、今度は子獅子が親獅子を千尋の谷に落とすと言われています。赤子の魂百までと言いますが、まさに情けは人の為ならずと言えるでしょう。言えないかもしれません。

それはそうと、獅子はなぜ子を千尋の谷に落とすのでしょう。この言葉は太平記からのことわざですが、そもそも太平記とはどのような記なのか知っている人は少ないのではないでしょうか。私もその一人ですのでご説明させていただきます。まず、太平というのは「世の中がよく治まって平和なこと」を指します。つまり、世の中がよく治って平和な時代の記であることがわかります。そんな世の中が治って平和な時代において獅子が我が子を千尋の谷に落とす必要性がありません。なんといっても世の中がよく治って平和なのです。強くある必要がありません。

つまり、獅子は我が子を千尋の谷に落とすというのは嘘八百の嘘っぱちでコンプライアンス遵守の獅子は児童虐待などしません。冤罪であり、起訴した検事や検察の責任が問われることになるでしょう。そして子を千尋の谷に落とした罪で服役を終えた獅子が再審請求をして、どうにかこうにか無罪判決を勝ち取るまで頑張るのです。

そもそも、子獅子とはいえ千尋の谷に落とされたら死にます。死なないまでも重傷を負います。骨折は免れないでしょうし、全治3ヶ月はかかるのではないでしょうか。そして、相手が親であっても殺人未遂であることは間違いなく、許されることではありません。法のもとできちんと捌いてもらって3枚におろしてもらうことを期待しましょう。

もはや何がなんだかわかりませんが、子を千尋の谷に落としてはいけません。合掌。