日本製鉄のUSスチール買収が以前バイデン前大統領によって禁止されましたが、回り回ってよくわからんカタチでトランプ大統領に承認されようとしています。ていうか、詳細はさっぱりわかりませんが、とりあえず承認されたということだけがわかっているので、日本製鉄もUSスチールもどうしたらよいのかわからずもんにょりしているはずです。
そもそも、日本製鉄は電磁鋼板というすごい技術をもっていて、それを韓国の製鉄会社にパクられてやんややんやとやり合いになったことがあります。ついでに韓国の製鉄会社が中国の製鉄会社に作り方を教えて余計にやんややんやとやり合いになってます。
とはいえ、すごい技術を持っているので、へろへろになっていたUSスチールにその技術を伝えて「アメリカでも電磁鋼板を作ったらええよ。でも、技術だけもってとんずらされたらイヤだから僕と盃を交わしてね」みたいなことで絆を深めようとしていたのですが、そうなるとUSスチールはアメリカの会社じゃなくなるからイヤだ!という人たちがいて、これまたやんややんやとやり合いになっていたのです。
USスチールはこのままでは経営ガッタガタだし、技術もないしでどうしようもないので日本製鉄と兄弟の契りを交わしたいわけです。とりあえず山口組の傘下に入っておけば安心だ、みたいな感じです。
ただ、その兄弟の契りをどうするかは不透明どころか闇のままです。「僕と契約して、魔法少女になってよ!」なのか、「あンた、背中が煤けてるぜ」なのか、それとも破滅の罠か。正直何にもわからないというのが本音です。もしかしたらトランプ大統領はものすごくものすごい名案を隠しているかもしれませんが、「プーチンは狂っている」とか言い出すし、もしかしたらあんまりちゃんと考えていないのかもしれません。トランプとは言いつつも本当はオチョンチョンなのですから仕方がありません。
ただ、和泉元彌がダブルブッキングをヘリコプターを使うことで解決したように、何かしらの解決策はあるのかもしれません。佐村河内守のようにゴーストライターを使うのも一興でしょうし、「やっと大統領になったんです!」と号泣会見を開くのも起死回生の一手かもしれません。私たちはただ生温かく見守るしかないのです。頑張りましょう。合掌。