ぐわぐわ団

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翼をください

「この背中に鳥のように白い翼をつけてください」

冗談ではない。鳥の背中に翼などついていません。まずはこちらをご覧ください。思いの丈を絵に詰め込んでしまいました。

本来は手が進化して翼になるんです。手を犠牲にせずに、翼だけが欲しいなどと贅沢極まりない。アシュラマンじゃないんだし、手は2本なんですよ。手が進化して翼になるんですよ。翼をくださいということはつまり、手を翼にしてくださいと言うのと同じことで、ごはんを食べるのが大変になります。今までは好き勝手動かしていた手が羽でふさふさするのですから、遠いところにあるおかずを取ろうとすると、羽が味噌汁にべちょんと浸かってしまいます。漬物がひっくり返るかもしれません。

ジュディ・オングが「こんやはうみ〜」と歌っている格好でごはんを食べている姿を想像していただければよろしいかと思います。食べにくそうでしょう。

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ごはんを食べるだけでも一苦労なんですから、お風呂に入るなんてのは、もっと大変なんです。まず、洗うのが大変です。乾かすのも大変です。しかも手が翼と一体化しているんだから細かい作業ができません。めっちょこ大変です。

ジュディ・オングが「こんやはうみ〜」と歌っている格好でお風呂に入っている姿を想像していただければよろしいかと思います。大変そうでしょう。

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翼をくださいという気持ちもわからなくはありませんが、翼を使って飛ぶのはものすごく筋力が必要なのです。学研の学習まんがでそんな話を読んだことがあるのです。ボディビルダー並みの筋肉であっても全然ダメで、もはや人間ではない筋肉ダルマぐらいの筋肉が必要となるのです。つまり、そんじょそこらの努力で翼を使って飛ぼうなどと、お気楽なことは言わないでいただきたいのです。

翼で飛ぶのは大変だということがおわかりいただけましたでしょうか。

合唱コンクールなんかをすると、絶対にどこかが歌う「翼をください」ですが、「君をのせて」に比べるとパンチ力が弱く、優勝を「君をのせて」にかっさらわれてしまうのです。それはどうしてかを考えて、考えて、考え抜いた結果、「翼をください」は甘っちょろい歌だからではないかと思ったのです。簡単に翼をくださいなどと言わないほうがよかったのです。合掌コンクールでは「君をのせて」を歌いましょう。合掌。

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