ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

いっつおーとまてぃっく♪

私が華原朋美のファーストアルバム「Love Brace」をiTunesでポチってからというもの、擦り切れるぐらいに聴きまくっているのはみなさんご存知だと思います。ご存知でなければ、今からでも遅くはありませんので存じて頂ければと思います。

他にはXの「Silent Jealousy」も、ぎょんぎょんに聴いています。これもみなさんご存知だと思います。耐えきれない孤独のセレナーデが何度虚像の海に流されたことか。もはや数え切れません。いくら孤独のセレナーデを追加で仕入れても、仕入れたそばからどんどん流される始末です。それぐらいに「Silent Jealousy」も好きなのです。

そんな、昔の名曲を徹底的に聴きまくる私が満を辞してiTunesでポチってしまったのがこちらになります。

Automatic

Automatic

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

1999年3月10日に発売され、現在までに全世界で991万枚以上を出荷しているというとんでもないアルバムです(上のリンクはその中の代表曲)。もちろん、私もガンガンに聴いてました。今、聴き直してみても、ぜんぜん古い感じもせず、うわー懐かしいという気持ちが半分、やっぱりすごいぞ宇多田ヒカルという気持ちが半分、このアルバムが出てからもう18年になるのかって気持ちが半分です。

前にも書いたと思うのですが、思春期に聴いた音楽がその人の一生の音楽の嗜好を決めてしまうというのが私の持論です。つまり、思春期にデスメタルを聴きまくっていたような人は一生デスメタルを好んで聴き続けることになるのです。

そして、思春期にデスメタルを聴きまくっていた稀有な人というのが、何を隠そう私のことです。インターネットも普及しておらず、BURRN!という雑誌ぐらいしか情報源がない中、げしょげしょに攻め攻めな音楽を求めてタワーレコードに入り浸り、なけなしのバイト代でCDのジャケットの過激さだけを頼りに当てものをするような感じでデスメタルバンドを探し求めていたのです。Cradle Of Filthのボーカルがアヒルみたいだという情報を手にいれた私は喜び勇んでタワレコに行き、CDを買い、聴いてみた感想が「アヒルみたいだ」だったりするわけです。Cradle Of Filthはデスメタルバンドちゃうやんというツッコミは不要です。わかっています。

そんな私がどうして今、宇多田ヒカルを聴いているのか理解に苦しむのですが、理屈ではありません。本当に素晴らしいものはどんな時でも素晴らしいのです。「First Love」ええもんでっせ!みんな知っている。合掌。