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映画『火垂るの墓』を冷酷にハリウッドでリメイクしてみる

BEのぶさんのブログ「昭和考古学とブログエッセイの旅へ」で、「映画『火垂るの墓』を冷酷に時代考証してみるー前編」という、ものすごくものすごい記事をあげておられました。観艦式やら、海軍の階級やら、大佐の読み方やら、とにかく知的好奇心をくすぐられて面白いので是非。そして、思ったのです。先を越された……と。

というわけで、ぐわぐわ団では趣向を変え、映画『火垂るの墓』を冷酷にハリウッドでリメイクします。知的好奇心を全くくすぐらない与太話ですのでご安心(?)ください。

まず、舞台はアメリカ東部、ニューハンプシャー州となります。

『火垂るの墓』には、お母さんが「カルピスが冷えてるよ〜!」と叫ぶ有名なシーンがありますが、舞台がアメリカですので「カルピス」とは言いません。カルピスだと、牛(カウ)の小便(ピス)と聞こえてしまうのです。アメリカ人があのシーンを観ると「牛の小便が冷えてるよ〜!」となってしまい、そんなものを飲まねばならなかった戦時中の日本は大変だったんだ……と涙するのです。というわけで、ハリウッドリメイク版『火垂るの墓』では「カルピコが冷えてるよ〜!」となります。アメリカではカルピスはカルピコとして売られています。

私にとって映画『火垂るの墓』の大トラウマシーンは、母親が空襲で大怪我をして包帯ぐるぐるになったシーンです。1964年4月、日本プロレスの第6回ワールドリーグ戦に参戦した、攻撃を受けると白い粉塵が舞うギミックで有名になった包帯ぐるぐるのプロレスラー、ザ・マミーはちっともトラウマにはならなかったのに、どうしたことだか。とにかく、母親の包帯ぐるぐるシーンは怖いのでハリウッドリメイク版ではカットします。

ストーリーとしては、清太&節子がなんやかんやあって、二人を邪魔者扱いする叔母の家を離れ、防空壕の中で地獄の特訓を行い、バッファローマン並みにむちゃくちゃ強くなって、叔母の家に復讐の総攻撃を仕掛ける展開に。

総制作費1000億ドルのセットを惜しげも無く爆破し、映像化不可能と言われた叔母の家の崩壊シーンも見事にフィルムにおさめました。

「か、かんにんやぁ!」

叔母が泣いて謝るわけです。これに全米が泣く。アカデミー賞最有力候補、映画史上類を見ない最高傑作として日本に堂々逆輸入。そして、閑古鳥が鳴くわけです。

こんなバカバカしいお話におつきあい頂きまして、まことにありがとうございました。こんな与太話を読まずとも「映画『火垂るの墓』を冷酷に時代考証してみるー前編」を是非お読みください。後編も期待していますよ、BEのぶさん。合掌。

▼『火垂るの墓』を冷徹に時代考証している記事はこちら▼

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