ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

スキンシップ

スキンシップは大切です。

しかし、スキンバトルシップはもっと大切です。

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バトルシップと聞くと何となく英語っぽいのですが、日本語に訳すと戦艦のことです。戦艦大和はバトルシップヤマトになります。今でこそスカイマザー、すなわち空母が海軍の主流となっていますが、やはりロマンを感じるのは戦艦です。今どき、戦艦など配備するような国はどこを探してもありませんが、破壊力抜群の46cm主砲3基9門はやはりすごいのです。こんなもんで撃たれたらいくら私が頑丈でもイチコロでやられます。それぐらいにヤバい。

今日、私がお伝えしたいのはバトルシップのことではなく、スキンバトルシップのことです。スキンシップにバトルが加わることで、より親密な関係になれることがあるのです。よく、少年漫画でもガンガンに闘って、勝負がついた暁には仲間になるなんてことが多々あります。ていうか、ないことのほうが珍しい。拉麺男もなんじゃかんじゃ毒狼拳蛾蛇虫とやりあった後は、何となく仲間になっていたではありませんか。確か、毒狼拳蛾蛇虫は自分の毒手で死んでしまったはずなのですが、しれっと生き返っていますし、仲間っぽくなっていました。これがバトルスキンシップなのです。

相撲なんかもそうです。肌と肌とを合わせてガチンコで稽古を重ねるからこそ、相撲部屋の連帯感が生まれるのです。家族以上の付き合いがバトルスキンシップから生まれるのです。スキンシップだけでは、相撲部屋としては不十分です。

とはいえ、私自身はあまり闘いが好きではありません。どちらかというと、そういうのは抜きにして、しれっとしていたいほうです。これは個人の気質によるものであり、なかなか変われるものではありません。大正、昭和、明治と生きてきて、いまさらスキンバトルシップで仲良くなろうなどと言われても困惑するだけです。柔軟な姿勢というのは大切ですが、できることとできないことがあるのです。

みなさんも、無理をせず、身体を清潔に保ちましょう。合掌。

冷蔵庫が来た

先日、購入した冷蔵庫が届きました。

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下の2段のどっちが冷凍庫でどっちが野菜室かわからないと困るのできちんとわかるように「冷凍庫」「野菜室」と書いておきました。

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ブラックボード用のペンなので拭いたら消えます。ご安心ください。メルカリで売るときはちゃんと消してから出品するようにします。

それはそうと、冷蔵庫というのは困ったことに「すげえ!」と驚くような機能が全くといってよいほどありません。ただただ、冷えるだけ。今回の冷蔵庫は自動製氷の機能もありませんので、びっくりするほどにどシンプルな冷蔵庫です。レビューしようにも「冷えます」以上のことが書けないのです。中に入ってYouTubeにアップしようもんなら炎上するだけです。業務用の冷蔵庫じゃないので炎上はしないかもしれませんが、炎上するかもしれません。ユーチューバーではないので、そのへんはよくわかりません。

シャープ SHARP 冷蔵庫(幅60.0cm・スリムタイプ) 350L 両開き 3ドア ゴールド SJ-W353G-N

買ったのはこちらになります。

最近はAmazonのレビューも誰が書いているのかわからんし、あんまり参考にならないのですが、星2つのレビューがもんにょり大先生だったので一部ご紹介。

昨今のバカ主婦どもが>汚れが目立つ< という理由から汚れが目立ちにくい グレーシルバー系の墓石の様な外貌の 冷蔵庫がニーズが多そうでそれでも その墓石をキッチンに入れてみると 違和感があったのか最近はボチボチ 墓石系のカラーが売れ残りそれを見た メーカーが白系のモデルを頻発した この機種にしたのですが届いてみると 安っぽく中見ても結構使い難いし収納 も思ったより入りそうにありません。

初手からケンカ腰で世の中の主婦の方々を敵に回すような書きっぷり。墓石の様な外貌のというフレーズもなかなかにケンカ腰で素晴らしいですが、どちらにしてもケンカ腰なのはよくありません。

とりえあず、冷蔵庫が届いたのでホッとしたのと、なんか雨が降っていて寒いので中が冷えるまで冷蔵庫の中のものを適当なところに保管しているのですが、夏の暑い日だったらと思うとゾッとします。冷蔵庫の買い替えは中身の入れ替えが本当に大変です。合掌。

87歳でした。

不謹慎ですが、後ろに「87歳でした。」と言うだけで、なんとなく亡くなってしまった感が漂うのです。なんのこっちゃと思われた方、まずはこちらの文章をお読みになってください。

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(上の絵は単なる使い回しで今回の記事とは何の関係もありません)

「うちのおじいちゃんは大工さんでした。」

この文章だけだと、おじいちゃんが生きているか、死んでいるかはわかりません。しかしながら、後ろに「87歳でした。」を添えましょう。

「うちのおじいちゃんは大工さんでした。87歳でした。」

なんとなく、亡くなってる?と思いませんか。過去に大工であったことは確かです。よくわからないのが「87歳でした。」なのです。いつ87歳だったのか、はっきりしないのがそもそもの問題で、もしかしたら今も元気でピンピンしていて95歳かもしれませんが、大工を辞めたのが87歳だった可能性もあるのです。ただ、はしょりすぎているので何となく「ああ、お亡くなりになったんだな」感が漂うのです。

おじいさんでなくてもよいのです。グラタンでも構いません。

「昨日の夕ごはんはグラタンでした。87歳でした。」

それこそ、グラタンが亡くなった感がすごいのです。グラタンはおかずであって、そんなに長生きしません。しかし、87歳でしたと言い切られると「ああ、亡くなってしまったのか……」と思わざるを得ないのです。

「新しいiMacが欲しかった。87歳でした。」

お年寄りがiMacが欲しいと願いつつも亡くなってしまったように受け取ってしまいます。

「冷蔵庫を買った。87歳でした。」

よもや冷蔵庫が87歳というわけはありませんが、何となく誰かが亡くなった感がもんにょりと漂うのです。これはもう、どうしようもありません。「87歳でした。」の魔力というか、言葉の力、ワードパワーなのです。

これを応用しましょう。「ちくしょう、あいつオレに失敗を押し付けやがって!」と愚痴を言うときには後ろに「87歳でした。」と付け足すのです。

「ちくしょう、あいつ俺に失敗を押し付けやがって!87歳でした。」

意味がわからん。合掌。