まずは登記事項証明書って何?と言う方のために。わかりやすく言うと謄本です。商業登記簿謄本とか、不動産登記簿謄本とか、法務局で取る書類です。謄本なんて知らない、戸籍謄本ぐらいしかしらないという方のほうが大半だと思うので、そもそも謄本とはなんぞやと言いますと、わかりやすく言うとコピーです。
木村くんの漢字のノートをコピーして、全部コピーしたものを木村くんが「これはぼくのノートを丸写ししたものだ!」とホンモノであると証明してくれたら、木村くんの漢字のノートの謄本ができあがりです。晴れて木村くんの漢字のノートが謄本になった瞬間と言えましょう。ぼくの考えた新しい漢字みたいなのが書いてあったとして、木村くんが考えた漢字はこんな漢字だったのか!みたいな発見と喜びを味わうことができるのです。
これがもし、木村くんが「これはぼくのノートだ!」と証明してくれないと、コピーをとったところで、木村くんの漢字のノートなのか、それともジェームスの漢字のノートなのかはっきりしません。「乳首、乳首、乳首」とたくさん漢字の練習をしていたのが、木村くんだったのか、それともジェームスだったのか、謄本なら確認できるのですが、単なるコピーだと確認ができないのです。
びっくりするぐらいにわけのわからない説明をしてしまっていて、もはや引き返せないのでこのまま突き進みますが、謄本というのは、原本をまるっこコピーして、しかも原本と相違がないと証明をしてもらっているもの、ということになります。不動産登記簿謄本の場合、法務局にある不動産登記簿に書かれてあることを全部写したものになり、例えば、とある土地に対してその所有者を名乗る人が二人出てきた場合、喧嘩になっても困るから法務局に届け出している人を正式な所有者としますよ、ということになっているのですが、その所有者が書いてあるのが不動産登記簿というもので、不動産登記簿謄本に名前が載っている人がその土地の所有者なのです。
悲惨なぐらいにわけがわからん文章になっていますが、これまた引き返せないところまで来てしまったのでこのまま突き進みます。不動産関係の仕事をされている方はこういう知識がやたらとあります。当然のことながら、土地なんてのはひとつしかないものですし、その土地の所有者がはっきりしないことには商売できませんから。だから、謄本の見方なんてのも、ものすごく詳しいです。
私は詳しくないんですけどね。適当に知ったかぶって書きなぐっているだけなので。
そんな謄本をとるのにわざわざ法務局までいかずともオンライン請求ができますし、ペイジーを使えば支払いもめっちょこ簡単なのですが、説明するのは面倒なので各自法務局のサイトで調べるように。合掌。