ももはなさんがブログの記事で税金が高いと嘆いておられます。
日本の所得税は累進課税制度なので、たくさん稼げば稼ぐほど税金も高くなります。私のようなハイパーメディアクリエイターともなると税率は100%を超え、細々と暮らすための生活費以外は全て税金に持っていかれてしまっているようです。詳しいことは知りません。お抱えの税理士に全て任せており、その税理士が「税金が高いんやから仕方おまへん」と言っているので、たぶんそうなのです。
なんとなく、税金は払い損みたいなイメージがついてまわりますが、実はそうではありません。税金の「税」の字をご覧ください。のぎへんにちょんちょん、くち、カタカナのノを書いて、ぐわっと上から下へ、そして右に曲げて上にはらいます。だからどうしたと言うのでしょう。漢字に何かヒントが隠されているのかと思ったのですが、別に何も隠れていませんでした。実に残念なことです。
みなさんはもう忘れたかもしれませんが、警察署から逃亡して日本横断に出かけた樋田淳也くん。大阪府警が総力を挙げて捜索し、がっちり逮捕してくれました。市民の生活を守ってくれる警察は私たちの税金によって成り立っています。私たちがのんきに暮らしていられる裏には警察のたゆまぬ努力があり、そのために私たちの税金が使われているのです。自分だけで身の安全を守ろうとすれば、いくらお金があっても足りません。そう考えると、税金が高いとは一概には言えないのです。ただ、残念なことは、樋田淳也くんをうっかり逃亡させたのも警察だということです。
私たちが日常的に使う省線……ではなくJRも、もとはと言えば国鉄、すなわち税金で作られたものです。今でこそ民営化してしまいましたが、ご先祖様が税金でインフラを整備してくれたからこそ、今の便利な世の中があるのです。高速道路もそうです。民営化してしまいましたが、もともとは税金で作られたものです。大阪市営地下鉄も大阪市税で作られたものです。今や大阪メトロとなり民営化してしまいました。他にも、郵便局なども、もともとは国の事業であり、税金が使われていました。でも、民営化してしまいました。民営化しまくりです。税金いらんやん。
以上をもちまして、税金は高くなかったりすると言いたかったのに、結果的に税金は高いどころか、何がなんだかさっぱりわからなくなった記事を終了致します。ご静聴ありがとうございました。本当に何を言いたかったのか自分でもわからない。合掌。