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大阪メトロにもの申す会

大阪メトロの御堂筋線のイメージカラーが赤色なのは大阪の大動脈だから、という話を聞かれたことはないでしょうか。

そして、谷町線のイメージカラーが紫色なのは、大阪の静脈だからです。動脈は赤く、そして静脈は紫色をしています。寒くて死にそうな人の唇が紫色をしているのは静脈の血が唇を流れるからです。ここまではよろしいでしょうか。

となると、四つ橋線の青色は何脈なのでしょう。「静と動」「罪と罰」「老人と海」そして「美女と野獣」これらが大阪メトロのイメージカラーの原点となっています。罪脈の色が四つ橋線の青色、罰脈の色が今里筋線のどどめ色、老人脈の色が堺筋線の茶色、海脈の色がニュートラムの水色、美女脈の色が千日前線のピンク色、そして野獣脈の色が中央線の緑色になっているのです。今福鶴見緑地線は知らん。

とにかく、御堂筋線が動脈である以上、他の路線が他の脈になるのは当然の話であり、必然でもあるのです。必要十分条件を満たしていると言っても過言ではないでしょう。このように、脈の色で大阪メトロのイメージカラーは決まっていて、大阪市民の方であればすらすらと答えることができます。

しかしながら、大阪市営地下鉄が大阪メトロになり、今はまだ大阪市が100%出資しているとはいえ民営化したのは事実です。そして、大阪市民のほぼ全員がいまだに「市営地下鉄」とよんでいます。「メトロ」なんて言っても「はぁ?!東京モンみたいなクチをきくなや!」と言うが先に鉄拳が飛んできます。たこ焼きも飛んできます。大阪メトロの座席にお座りなさい。隣に座っているおばちゃんはほぼ全員551の豚まんを大事そうに抱えていますから。すげぇいい匂いがするので、帰りに買って帰ったらよろしい。

ということですので、大阪メトロになって結構経つのに、いまだに大阪市営地下鉄という名称で親しまれており、市営バスとみんなが口にしているのです。決して、大阪シティバスなんて言いません。そんなハイカラな言い方をしたらヤクザに囲まれます。合掌。