乗り心地が良くなったというわけでもありませんし、何がどう変わったかわからぬままですので、大阪市営地下鉄が大阪メトロになったという実感がちっともありません。純粋な競争相手がいないんだから民営化なんかせんでもええやんというのが私の偽らざる気持ちなのですが、国鉄がJRになって何となく良くなったっぽいのと、とりあえず民営化したら政治家としては大きな仕事を成し遂げたみたいになるので、あんまり意味がなくても話が進んでしまうのです。
御堂筋線の真横を京阪電車が穴掘って走り出したとか、谷町線の下を阪神電車が穴掘って走り出したとか、そういうことで競争が起きるのなら民営化すべきですし、競争してサービス向上につとめるべきです。ただ、京阪電車が大阪の土地に穴掘って電車を走らせるかというと、答えはノーでしょう。中之島線で懲りているはずなのです。
御堂筋線の真横に穴を掘って、複々線にして特急やら快速やらを走らせたら、儲かりそうな気もするのですが、まぁ素人の考えることです、気のせいでしょう。
大阪メトロになり、思い出すのがメトロン星人です。ウルトラセブン第8話「狙われた街」に出てくる宇宙人で、地球人の信頼関係をぶち壊すことで人類を自滅に追い込もうとする、悪いんだか、悪くないんだか、よくわからない奴です。
ウルトラセブンの正体であるモロボシダンとちゃぶだいを挟んで会話をするシーンがもはや伝説となっており、古き良き日本の様式美となっています。
最後のナレーションがとにかくめっちょこ秀逸なので、ぜひ聞いてみてください。Amazonプライムの会員であれば、プライムビデオで無料で(?)観ることができます。オススメです。
S.H.フィギュアーツ ウルトラセブン メトロン星人 約170mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2017/04/29
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ちゃぶだいの前に座るメトロン星人がフィギュアになっているようです。宇宙人だというのに、ちゃぶだい……
とりあえず、大阪メトロよりもメトロン星人を応援したくなります。合掌。