はなさんのブログ『華日記』のこの記事を読んで、びっくりしたのです。
不登校を続けている娘さんに対して、学校の先生がこんなことを言ったそうです。
「娘さんは思春期外来か心療内科は受診されてないですか? 実はある不登校の生徒が心療内科で向精神薬をもらって飲んだらね、あっさり学校来れるようになったんですよ。 ほんま不思議なくらいね。 学校これなくて悩んでたのは何やったんやろうってね。 だから娘さんにも投薬考えてみませんか?」
絶句しましたね。
たぶん、この学校の先生は娘さんのことを全く見ていません。「学校に登校させること」が先生の目的であり、「学校に登校することが幸せ」と信じきっているのです。だから、短絡的に心療内科の受診を勧めたり、あろうことか投薬を勧めたりするわけです。表面上は「娘さんのために」と口にしていますが、全てが「教師である自分自身のために」言っているとしか思えません。
隠すようなことでもないのでさらっと書きますが、私は心療内科に月1回通っています。詳しくは書けませんが、心療内科の先生に、思い切って逃げるお手伝いをしてもらいました。ただ、今でも不安がついてまわることがあるので、抗不安薬をもらっています。おかげでそこそこ普通に暮らすことができています。
だから、心療内科の受診を否定する気はありませんし、必要であれば投薬も悪いこととは思いません。とはいえ、それは自分のために自分で決めることですし、薬を処方するかどうかはお医者さんが決めることです。少なくとも、学校の先生が「生徒を登校させるための手段として」勧めるようなことではありません。
しんどい思いをしてまでしないといけないことなんてありませんし、つらい思いをしてまで行かなければならないところなんてありません。みんな、もっとラクに生きたらいいのにな〜と常々思っています。ただ、なんとなく「みんなと同じ」になるため、しんどい思いをしたり、つらい場所に行ったりしているのです。学校なんて特にそうです。
何度も何度も書いていますが「みんなちがって、みんなかわいい」が、ぐわぐわ団として口を酸っぱくして言いたいことです。本当に口を酸っぱくするわけにもいかないので、ぐちぐちとここで書いているのですが、「みんなと同じ」になるために、しんどい思いをする必要はないですし、わざわざ苦労する必要もないのです。「みんなちがって、みんなかわいい」を、もっともっと広く知ってもらう必要があるように思います。
ご存知と思いますが「みんなちがって、みんなかわいい」はサンリオが提唱する考え方で、ぐわぐわ団はそれに乗っかっているだけだったりします。ですので、サンリオ、特にキティちゃんにはもっともっと頑張ってもらって、「みんなちがって、みんなかわいい」を日本中に、いや、世界中に広めてもらいたいと思うのです。
そして、いつの日か「みんなちがって、みんなかわいい」を修得するため、聖地・サンリオピューロランドに行ってみたいです。話がどっかに行ってしまいました。合掌。
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