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ジルヴェスター・コンサートとシルヴェスター・スタローン

とあるホールのイベント情報を見ていたら、ジルヴェスター・コンサートを12月31日に開催します!と書いてあって、それは結構なことだと思った次第ですが、そもそもジルヴェスター・コンサートとは何か?という問題は抱えたままでした。

絵は「ジルベスターコンサート」と書いていますが、あまり気にせぬように願います。大したこっちゃありません。それより、ジルヴェスター・コンサートが何かということが重要です。

相方に聞いたら「大晦日にするコンサートのことです」と教えてくれました。ということは、海外では年越しそばのことをジルヴェスターヌードルと言っている可能性があるということです。大晦日のやたらと忙しいときに「すいませんが、一杯のかけそばをいただけませんか?」とやってくる親子連れの話も、海外で出版するときは「ワン オブ ザ ジルヴェスターヌードル」となるのです。合っているのかどうかはわかりませんが、単なる与太話なので話を先に進めます。海外に年越しそばの風習があるのかどうかすらわかりません。なんせ、私はパスポートを持っていないのですから。

ジルヴェスターというのはドイツ語で大晦日なんだそうです。そして、大晦日のコンサートはドイツ語でジルヴェスターコンツェルト、英語はニューイヤーズイブコンサート、ジルヴェスターコンサートという呼び方はドイツ語と英語のちゃんぽんということになります。ドイツ語ならドイツ語、英語なら英語で統一すればいいのに、なぜこういうややこしいことをするのかと、ジルヴェスター・コンサートを最初に言い始めた人にこんこんと説教をくらわせたい気分になります。

そして、なんでもかんでも大晦日のコンサートならジルヴェスター・コンサートかというと、そういうわけでもなく、基本はクラシック音楽のコンサートのようです。ドラえもんの登場人物であるジャイアンが行うのはリサイタルなので、大晦日に開催するとジルヴェスター・コンサートではなく、ジルヴェスター・リサイタルになります。

よくわかりませんね。私も同じです。大晦日まで2ヶ月弱です。合掌。