ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『新しい文章力の教室』を読みました

こちらのやままさんの記事を読んで、私も『新しい文章力の教科書』を読んでみました。

yamama48.hatenablog.com

「書けない」と悩んでいる人たちに向けて書かれた文章の教科書みたいな本です。

文章を書く前に集めた情報を整理して、「構造シート」を作って、文章を書き始める前に記事の全体像を掴んでおく方法をオススメされています。確かに、この方法だとしっかりとした文章が書けそうだなぁと思うのですが……

私の悩みは「書けない」んじゃなくて、「書く時間がない」だけなのです。時間さえあればガリガリと文章が書けてしまうのです。書き始めて、途中で脱線して、結論がどうなるのかわからないまま書き進めていくのが楽しくて、逆に「構造シート」なんかを作ってしまうと、私の文章を書く楽しみがなくなるような気がするのです。

文章を書くという行為そのものが楽しいのと、与太話を書き殴るのがストレス解消だったりするので、とりあえず「構造シート」を作るのはやんぴにして、今までどおり、ぐちょぐちょと文章を書いていくことにします。

ただ、この本の第2章「読み返して直す」以降に関しては、文章を書くうえでのテクニックがいろいろと書かれているので、参考になります。ひとつの文で欲張らないとか、係り受けの距離を近づけるとか、ついつい長い文章をだらだら書いてしまうので、意識して読みやすい文章を心がけたいものです。

文章を書くうえで何を大切にすべきか、この本が掲げているのが「完読されること」。いくら書いても、読んでもらえないことには何にもなりません。いかに魅力のある文章を書くか、途中で飽きさせないで最後まで押し通すか、緩急のつけ方なんてのも大切だったりします。ぐわぐわ団の文章はだいたい800文字ですが、こってりした文章が多いぐわぐわ団では800文字ぐらいが完読してもらうのにちょいど良い分量じゃないかなと自分では考えているのですが、今度、電子書籍を作ってみようと思っているので、これは「完読されること」への挑戦と言えます。まだ一文字も書いていませんので、いつになるのかわかりませんが、とりあえず完読してもらえるように頑張ります。繰り返しますが、まだ一文字も書いていません。合掌。