ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

オリジナリティーある文章とは何か?

自分の書く文章にオリジナリティーを出すにはどうすればよいか。

これを徹底的に考えて、突き詰めて、煮詰め倒して、濃縮還元してたどり着いた結論は意外なところにありました。アマゾンの奥深くに暮らす、文明社会と接触したことのない未知の先住民、イゾラドです。

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昨年、放映されて話題になったNHKスペシャル『アウラ未知のイゾラド 最後のひとり』です。この番組で取り上げられた2人のイゾラドが話す言葉がめちょんこレアだったのです。

どの先住民とも異なる未知の言語で、理解できる者はブラジル中探しても誰もいなかった。

しかも2人のうち1人が亡くなり、ひとり残ったイゾラド、アウラの言葉はアウラだけのオンリーワンとなったのです。言ってみればオリジナリティーありありです。アウラが話すことは究極のオリジナリティーあふれるものなのです。ただ、残念ながらオリジナリティーがあふれすぎて、誰も理解できません。アウラの言葉に関しては言語学者が30年かけて調べたものの、意味がわかったのは800語に過ぎません。いまだにわからない言葉もたくさんあります。番組を見る限り、きちんとコミュニケーションが取れているとも言えません。 

オリジナリティーを突き詰めてしまうと、誰にも理解されなくなるのです。というわけですので、あまりオリジナリティーを突き詰めたらいけないのです。

ここまで突き詰めて考えなくても、そこそこ自分の文章にオリジナリティーを出したいということであれば、目の前にある自分の書いた文章こそ、オリジナリティーあふれる文章です。

というのも、あなたが書く文章と同じ文章なんて誰も書けないからです。

目の前にある自分の書いた文章が「おもしろくない」と思ったとしても、それを判断するのは読み手であって自分ではありません。自分で「真面目すぎる」と思ったとしても、読み手は「おもしろい」と感じるかもしれないのです。受け止め方は人それぞれ。「みんなちがって、みんなかわいい」です。

自分の書いた文章を判断するのは読んでくれる人です。自分の書いた文章は自分しか書けないのだから、とにかく自信を持てばいいのです。

それでも、やっぱりどうにかしたいと思われるのであれば、オススメの本があります。

ぐわぐわ団っぽい読んで損する楽しいブログの書き方

ぐわぐわ団っぽい読んで損する楽しいブログの書き方

 

自分の著書で恐縮ですが、この『ぐわぐわ団っぽい読んで損する楽しいブログの書き方』です。「決まったテーマで文章を書くコツ」も、きっちりと書いています。究極の奥義まで披露しています。ぜひ、ご覧下さい。税込100円です。合掌。